2011年5月25日水曜日

ロシナンテス東京講演会 「スーダン・東日本大震災 ~光を求め続けて~」(6月4日(土) 13:00開演)

お久しぶりです!IRISスタッフ、経済学研究科修士2年の宮内です。

僕が個人的にスーダン・東北両方でお世話になっていたロシナンテスの川原尚行さんをお呼びして、講演会をすることになりました。
スーダン・東北という国内外で活動される方のお話は、きっと東大生のみならず、日本人が海外で飛躍するきっかけを与えてくれると思います。
東京にいらっしゃる方でお時間がある方は、是非おこしください!

ちなみに、僕個人はこの人に人生が変わるくらいの影響を受けましたし、これからも受け続けると思っています。それくらい、素晴らしい方です。


(以下、転送歓迎)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ロシナンテス東京講演会
「スーダン・東日本大震災 ~光を求め続けて~」
6月4日(土)13:00~
武田先端知ビル・武田ホール@東京大学浅野キャンパス

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

6月4日(土)に、アフリカ・スーダン、及び宮城県名取市・岩沼市で活動する、
NPO法人ロシナンテス代表理事 川原尚行の東京講演会を開催いたします。

外務省の医務官として赴任したスーダン、続く内戦で厳しい生活をしいられる人々を見て、
医師として何かできないかと外務省を退職し、NPO法人ロシナンテスを設立、家族を日本
に残して、スーダンでNGOとして活動を始めました。
その活動は医療にとどまらず、現在では、学校・教育事業、水・衛生事業、交流事業、
スポーツ事業と幅広い分野にわたって総合的に取り組んでいます。

また、本年3月11日の東日本大震災に際し偶然東京に一時帰国していた川原は、
そのまま被災地に向かい、名取市・岩沼市において医療支援活動を開始しました。
医療活動は地元の医療機関に引き継ぎましたが、被災民の依頼もあり、仮設住宅内の
健康管理を行っています。
また、子供たちをの勉強を補助やスポーツ活動などを行う寺小屋事業、そして造園業者と
協同してのガレキ撤去、ドロ除去などの支援活動を行っています。

その精力的な活動は、日本の多くのメディアにも取り上げられてきました。
最近では、日本テレビ「行列のできる法律相談所」や「深イイ話」で、ロシナンテスと
川原尚行の活動が1時間の特集で紹介されました。

今回の東京講演会では、スーダン・東北でのロシナンテスの最近の取り組みや、
川原尚行がスーダン・および東北での暮らしで見つけた、苦境の中の人々の輝きに
焦点をあてて、「スーダン・東日本大震災 ~光を求め続けて~」というテーマ
のもとお話しします。


●時間:6月4日(土)13:00~ (受付 12:30~)
※13時には講演会が開始しますので、お時間に余裕を持って会場へお越し下さい。

●会場:武田先端知ビル・武田ホール(東京大学浅野キャンパス)
東京メトロ千代田線 根津駅下車(1番出口)徒歩5分
東京メトロ南北線 東大前駅下車(1番出口)徒歩10分
http://www.vdec.u-tokyo.ac.jp/Guide/access.html

●参加費:無料

●定員:339名

●プログラム
12:30 受付開始
13:00 開会
13:05 講演:「スーダン・東日本大震災 ~光を求め続けて~」
14:30 閉会


【プロフィール】

■川原尚行(NPO法人ロシナンテス・代表理事)
1965年福岡県北九州市に生まれる。
高校、大学時代はラグビーに没頭し、主将を務める。
医学の道を志し、九州大学医学部へ進学。
1998年外務省入省、在タンザニア日本国大使館医務官として赴任。
2002年在スーダン日本国大使館へ医務官として赴任し
スーダンの現状を目の当たりにする。
2005年1月外務省退職を決意し、同年4月よりスーダンにて医療活動を開始。
2007年にはスーダン ガダーレフ州シェリフ・ハサバッラ村に診療所を開設。
2010年3月より、宮城県名取市・岩沼市にて、医療支援・瓦礫撤去作業を開始。
現在はスーダンと宮城県を往復し、両地域の復興に向けて尽力している。

NPO法人ロシナンテス
http://www.rocinantes.org/


●●●お申し込み●●●
https://ss1.coressl.jp/kokucheese.com/event/entry/11891/
(お申込フォームより送信してください)

*本講演会は事前にお申込が必要となります。
定員になり次第、お申込を締め切らせて頂きますのでお早めにお申込ください。

[お問い合わせ]
東京大学国際交流機構(UT-IRIS) 担当:宮内
y.miyauchi@ut-iris.org
http://ut-iris.org/

2010年12月12日日曜日

第六回日米ユースフォーラム

 
昨年実行委員を務めた日米ユースフォーラムに、今年は一般参加者として参加してきました。
今年のテーマは【東アジア〜青年の考える未来と共生〜】

パネリストの参加国は日本、中国、韓国、シンガポール、米国。各々が経験・思想を語り、議論を交わしました。
「メディアから構築されるイメージだけにとらわれずに真実の見極めてほしい」
「経験の共有をもとに感情的な繋がりを深めるべき」
「経済発展にフォーカスを置いた関係を構築するべき」

様々な方向から議論される難しいテーマに、モデレーターの内容をまとめるのに苦労する様子が伝わってきました。それでも全体を通してオーディエンスが満足感を得ることができたのは、ただ前向きな姿勢だけが彼らの共通項だったからだと思います。
アイデアにバリエーションはあれど、良好な関係構築へと向かう先を見据えて明るい将来を描いていた。第六回日米ユースフォーラム会場全体からはそんな印象を受けました。

ちょうどフォーラム翌日、僕はシンガポールから来日中の友人に会い東京散策をしてきました。年中平均気温が30℃を超える地域からやって来た友人にとっては、凍える寒さの中で見るクリスマスイルミネーションがとても新鮮だったようです。感性的なものの共有・理解こそ、人と場があって成し遂げられるものなのだと改めて実感しました。

羽田空港の国際化に伴い、東アジアと人ベースで関わる機会は今後増えていくことは間違いありません。日本のさらなる国際化にあたり、今回の日米ユースフォーラムは大きなビジョン、今からでも取り組めるアクションの双方を見つめさせてくれる場であったように思います。

2010年9月2日木曜日

日中韓青少年交流事業

こんにちは、Naokoです。

8月が終わってしまい、小学生中学生高校生の夏休みは終わってしまいました。
大学生の私たちはまだ講義の始まっていないところも多いと思います。
もちろん私もまだ夏休み・・・というか、これから夏休み! ぐらいの勢いです。

7月後半から予定を詰め込んでしまい、夏だけど休み?という日々を送っていました。
本日紹介するのは、初めのひとつになった国際交流です。

http://ut-iris.org/news/28052010_1.html
7/21~27で中国に行ってきました。
参加者が3国100人ずつもいるので、とにかく移動が大変。
会場が曲阜という孔子のふるさとで世界遺産もある都市だったのですが、
炎天下の中をぞろぞろぞろぞろ歩いて色々見学してきました。

一番印象的かつ苦労したのが、言葉。
3国の交流なので交流は英語だろうと思って行ったら、
以外に日本語を話せる人が多くてびっくり。でもその反面、英語も日本語も通じない参加者も多くて(例えば韓国語を専攻している中国人参加者)、他の参加者を捕まえて通訳してもらったり、言葉の壁が思った以上に厚い交流事業でした。心の壁は逆にびっくりするほど低くて、みんな親切でしたが、だからこそ言いたいことが伝わらないってフラストレーションが溜まります。

この交流の特徴は、参加者が各国100人もいるので、全国からいろんな人が参加するところ。
東大から簡単にアクセスできる交流との大きな違いでもあり、8月にも3カ国交流に参加していますが(後日また書きたいと思います)そういった意味でも少し印象の違う交流でした。

この事業は恩家宝総理の提案で始まった企画で、3国を回り今年で2周目が始まりました。おそらく来年もあると思われます。5月6月あたりの募集は要チェックです。

2010年8月28日土曜日

IARU2010

ご無沙汰しております。いちかわです。

前回の投稿はIARUのプログラムが始まったばかりの時だったなーと記憶しています。
プログラムは約1ヶ月に渡り、最後の授業があったのは7月の30日でした。
その間以下の内容でIRIS主催のツアーを行ったのですが、このうち人気だったのはどれだと思いますか?

第1回目ツアー:日本文化体験(着付け、茶道、華道)+東京タワー+浅草
第2回目ツアー:座禅体験+精進料理体験

一番「楽しかった」という反響があったのは日本文化体験でした。
通常の観光では体験しにくい内容だったからでしょうか。企画した甲斐がありました。
私自身にとっても普段の生活で茶道や華道に触れる機会がほとんど無いため、新鮮な体験でした。
(私に華道のセンスが無い事もよくよくわかりました。)
反対に、座禅体験は座禅の体勢を保つ事が難しく苦痛に感じてしまった参加者もいたようです。
他にもツアーの内容を考える際に江戸東京博物館や隅田川水上バス、ジブリ美術館などが候補に挙がっていました。
どれを選んだらより皆に楽しんでもらえるか、より日本を好きになってもらえるか。
どの候補も魅力的で、結局はバスで動きやすいことを条件に場所をしぼって行きました。
ですので、またいつかツアーを企画する機会があれば行ってみたい場所がまだまだあります。

というわけで、IARUのプログラムが終わってから既に約1ヶ月が経ってしまったわけですが、
その間に今度は私自身が参加者として韓国のPOSTECHという大学で行われたAEARU student summer programに参加してきました。
AEARUというのはThe Association of East Asian Research Universities(東アジア研究型大学協会)の略で、東大・東工大・北京大を始め東アジアの大学が加盟しています。
毎年8月に加盟大学のうちの1校に各大学から数人ずつ学生が派遣され、サマーキャンプが行われています。
東大からは今年は私を含め5人の学部生が派遣されました。
このようなプログラムに参加するのは初めてだったのですが、予想を遥かに上回る楽しい5日間でした。
東アジアの抱える歴史問題を始め黄砂やCyber warなどの問題まで様々な話題について中国、韓国、台湾、香港の学生と話し続けました。
もちろん真面目な話だけでなく、韓国の焼酎を飲みながら恋バナにも花を咲かせました。
文化は違えども、皆恋して悩んでいるんですねー。

今日はキャンプで出会った韓国の子が東京に来ているので、東大チームと彼女で食事をする予定です。
そろそろ行かなくては。
それでは。

まだまだ暑い日が続くようなので、皆さまも夏バテにはお気をつけ下さい。



2010年8月10日火曜日

経済実験

こんばんは。

Morimotoです。
最近経済実験をするということで、いろいろ調べています。

そもそも経済で実験!?と思われるかもしれませんが、「行動経済学」とかの分野では盛んに行われています。

理論を検証するもの、実験の結果から新しい理論を作り出そうとするものなどなど内容はさまざまです。

そもそも、経済学では、人間は私利私欲で動いているみたいな仮定をおいて、極度に単純化した状態で分析を進めていきますが、そうした中で生まれた理論がどれだけ現実の人間の行動と合致しているのかということが問題になるようです。

果たして、さまざまな局面において、人々はどのような思考回路をもって行動しているのでしょうか。

私利私欲的な行動をしない場面に対する説明としてあるのが、「利他性」という概念や、「平等」という概念です。

以前、○○さんによくしていただいたから、今度何か恩返ししてあげよう、
(何かいいものをもらって)自分だけ多くもらってもなんか悪い気がするから、みんなで平等にわけよう・・・

みたいなことはよくあります。実験では、実際に人々がとった行動から、分析を進めていきます。

人間の行動は複雑です。いろいろな要素がその人の行動に影響をもたらしえます。単純にたくさん人を集めても、一概にみんなが同じ環境にいるわけではないので、なかなか強力な理論を作りだすことは難しいのでしょうかね。

意見ある方は、コメントをお願いします。

2010年8月9日月曜日

National Day in Singapore

8月7日の夜遅くにシンガポールに着いて、今日はシンガポール二日目。

今日8月9日はシンガポールの独立記念日!今年は45年目と節目の年です。
独立記念日に行われる首相のスピーチは、今後一年間の政策を知るうえで超重要らしい。
聞き逃したのでYou Tubeでチェックしなきゃ。
中心部は花火やパレードで大賑わい、道路規制が行われ、非常に混んでいるみたい。。。なので今日は中心街には出かけず、洗濯をしたり日本から持ってきてしまったレポートを書いたり、同じ部屋に住む四人でCollege Green(大学の寮)のまわりを散策したりして過ごしました。

College Greenのまわりはシンガポールには珍しく一戸建てばかり。シンガポールでは多くの人は政府による支援のあるアパートに住んでいて、一戸建てに住んでいるのは超お金持ちらしい。というわけでこの辺りはリッチな地域。
College Greenの後ろにはBotanic Gardenがあり、自然にも恵まれています。

夜はCollege GreenでBBQ。
主にLee Kuan Yew School of Public Policyの正規の学生と海外大学からのExchange、Dual-Degreeの学生が住んでいて、今日多くの人に会えました。
職務経験のある人も多く、バックグラウンドは非常に多様。
日本人で正規の学生は一人。
今年はもう二年目で、いろいろとLKYについて教えてもらいました。
他にもUNやIOM、IDEA、WB、各国政府で働いた経験のある人が多く、明日からの授業が楽しみでもあり不安でもあります。
特にインドの国税局で七年間働いているシドさんから聞いた、インドの公務員システムの話は驚き。
さまざまな科目を受験して、合格したらAcademyでインドの行政や法律、カンフー、トレッキング(公務員は二三日徹夜もざらじゃないので体力養成のためらしい)等を二年間叩き込まれるらしい。
二年間のAcademyがあるため、試験を受ける人のバックグラウンドはさまざまらしい。シドさんはSociologyだが他にエンジニアリングなども。
七年間程試験のために勉強する人が多いらしいが(試験の合格率は1%)、シドさんは3歳で小学校に入り、21歳で試験に合格した超天才。
他にも東ティモールで選挙に関わっていたアメリカ人とかベトナムで五年間仕事していたアメリカ人とか東ティモール人とかカザフスタン人とかさまざまな人がいて、多様性にびっくり。
これからもっと親しくなるはずなのでまたいずれ。

詐欺メールfrom海外

 迷惑メールというと、いらない広告からチェーンメール、フィッシング詐欺まで色々ありますが、珍しく英語の物を受け取りました。

 件名:RE: AWARD NOTIFICATION, FINAL NOTICE.
 本文:We are pleased to inform you, that as a result of our RECENT LOTTERY DRAWS HELD .Your e-mail address attached to ticket number:・・・(以下略)

 要するに宝くじに当たりましたよ、ということなんですが、そもそも応募した覚えもなければ、
件名:AWARD NOTIFICATION, FINAL NOTICE.でメールを送った覚えもありません。
 500000ドル当たりました、とのことですが怪しすぎて、詐欺メールなのがバレバレでした。

 皆さんもお気をつけて!