昨年実行委員を務めた日米ユースフォーラムに、今年は一般参加者として参加してきました。
2010年12月12日日曜日
第六回日米ユースフォーラム
昨年実行委員を務めた日米ユースフォーラムに、今年は一般参加者として参加してきました。
2010年9月2日木曜日
日中韓青少年交流事業
8月が終わってしまい、小学生中学生高校生の夏休みは終わってしまいました。
大学生の私たちはまだ講義の始まっていないところも多いと思います。
もちろん私もまだ夏休み・・・というか、これから夏休み! ぐらいの勢いです。
7月後半から予定を詰め込んでしまい、夏だけど休み?という日々を送っていました。
本日紹介するのは、初めのひとつになった国際交流です。
http://ut-iris.org/news/28052010_1.html
7/21~27で中国に行ってきました。
参加者が3国100人ずつもいるので、とにかく移動が大変。
会場が曲阜という孔子のふるさとで世界遺産もある都市だったのですが、
炎天下の中をぞろぞろぞろぞろ歩いて色々見学してきました。
一番印象的かつ苦労したのが、言葉。
3国の交流なので交流は英語だろうと思って行ったら、
以外に日本語を話せる人が多くてびっくり。でもその反面、英語も日本語も通じない参加者も多くて(例えば韓国語を専攻している中国人参加者)、他の参加者を捕まえて通訳してもらったり、言葉の壁が思った以上に厚い交流事業でした。心の壁は逆にびっくりするほど低くて、みんな親切でしたが、だからこそ言いたいことが伝わらないってフラストレーションが溜まります。
この交流の特徴は、参加者が各国100人もいるので、全国からいろんな人が参加するところ。
東大から簡単にアクセスできる交流との大きな違いでもあり、8月にも3カ国交流に参加していますが(後日また書きたいと思います)そういった意味でも少し印象の違う交流でした。
この事業は恩家宝総理の提案で始まった企画で、3国を回り今年で2周目が始まりました。おそらく来年もあると思われます。5月6月あたりの募集は要チェックです。
2010年8月28日土曜日
IARU2010
2010年8月10日火曜日
経済実験
Morimotoです。
最近経済実験をするということで、いろいろ調べています。
そもそも経済で実験!?と思われるかもしれませんが、「行動経済学」とかの分野では盛んに行われています。
理論を検証するもの、実験の結果から新しい理論を作り出そうとするものなどなど内容はさまざまです。
そもそも、経済学では、人間は私利私欲で動いているみたいな仮定をおいて、極度に単純化した状態で分析を進めていきますが、そうした中で生まれた理論がどれだけ現実の人間の行動と合致しているのかということが問題になるようです。
果たして、さまざまな局面において、人々はどのような思考回路をもって行動しているのでしょうか。
私利私欲的な行動をしない場面に対する説明としてあるのが、「利他性」という概念や、「平等」という概念です。
以前、○○さんによくしていただいたから、今度何か恩返ししてあげよう、
(何かいいものをもらって)自分だけ多くもらってもなんか悪い気がするから、みんなで平等にわけよう・・・
みたいなことはよくあります。実験では、実際に人々がとった行動から、分析を進めていきます。
人間の行動は複雑です。いろいろな要素がその人の行動に影響をもたらしえます。単純にたくさん人を集めても、一概にみんなが同じ環境にいるわけではないので、なかなか強力な理論を作りだすことは難しいのでしょうかね。
意見ある方は、コメントをお願いします。
2010年8月9日月曜日
National Day in Singapore
今日8月9日はシンガポールの独立記念日!今年は45年目と節目の年です。
独立記念日に行われる首相のスピーチは、今後一年間の政策を知るうえで超重要らしい。
聞き逃したのでYou Tubeでチェックしなきゃ。
中心部は花火やパレードで大賑わい、道路規制が行われ、非常に混んでいるみたい。。。なので今日は中心街には出かけず、洗濯をしたり日本から持ってきてしまったレポートを書いたり、同じ部屋に住む四人でCollege Green(大学の寮)のまわりを散策したりして過ごしました。
College Greenのまわりはシンガポールには珍しく一戸建てばかり。シンガポールでは多くの人は政府による支援のあるアパートに住んでいて、一戸建てに住んでいるのは超お金持ちらしい。というわけでこの辺りはリッチな地域。
College Greenの後ろにはBotanic Gardenがあり、自然にも恵まれています。
夜はCollege GreenでBBQ。
主にLee Kuan Yew School of Public Policyの正規の学生と海外大学からのExchange、Dual-Degreeの学生が住んでいて、今日多くの人に会えました。
職務経験のある人も多く、バックグラウンドは非常に多様。
日本人で正規の学生は一人。
今年はもう二年目で、いろいろとLKYについて教えてもらいました。
他にもUNやIOM、IDEA、WB、各国政府で働いた経験のある人が多く、明日からの授業が楽しみでもあり不安でもあります。
特にインドの国税局で七年間働いているシドさんから聞いた、インドの公務員システムの話は驚き。
さまざまな科目を受験して、合格したらAcademyでインドの行政や法律、カンフー、トレッキング(公務員は二三日徹夜もざらじゃないので体力養成のためらしい)等を二年間叩き込まれるらしい。
二年間のAcademyがあるため、試験を受ける人のバックグラウンドはさまざまらしい。シドさんはSociologyだが他にエンジニアリングなども。
七年間程試験のために勉強する人が多いらしいが(試験の合格率は1%)、シドさんは3歳で小学校に入り、21歳で試験に合格した超天才。
他にも東ティモールで選挙に関わっていたアメリカ人とかベトナムで五年間仕事していたアメリカ人とか東ティモール人とかカザフスタン人とかさまざまな人がいて、多様性にびっくり。
これからもっと親しくなるはずなのでまたいずれ。
詐欺メールfrom海外
件名:RE: AWARD NOTIFICATION, FINAL NOTICE.
本文:We are pleased to inform you, that as a result of our RECENT LOTTERY DRAWS HELD .Your e-mail address attached to ticket number:・・・(以下略)
要するに宝くじに当たりましたよ、ということなんですが、そもそも応募した覚えもなければ、
件名:AWARD NOTIFICATION, FINAL NOTICE.でメールを送った覚えもありません。
500000ドル当たりました、とのことですが怪しすぎて、詐欺メールなのがバレバレでした。
皆さんもお気をつけて!
2010年8月6日金曜日
2010年7月30日金曜日
2010年7月15日木曜日
就活戦線レポート①
そろそろインターンで忙しくされている方も多いかと思います。
私もその一人なのですが・・・インターンまでたどり着くまでが長いですね!
私はまだ、一つもたどり着けていません。
応募書類5件もだしてこんな感じなので、いまから本番が心配です。
しばらくこの件に煩わされそうなので、これをテーマに何回か連投させていただきたいと思います。
もしかしたら別のメンバーからの特別バージョンも・・・誰か書いてくれるといいなって思っています。
さてさて、私がインターンをしようと思ったきっかけですが、それは「東大生のためのインターンシップセミナー」でした。外資系企業を主に集めたブース式のセミナーだったのですが…それはそれはすごい人でした。
人、人、人、人、人、人!!!
という感じでして、足の踏み場もない。移動するのも一苦労、という状態で、今年の就活戦線の厳しさを実感。ちょっと気になったのが、「安定」と言われるJRのような大企業には
(話が聞こえるのか?)
と思うぐらい遠くまで人だかりができているのに対し、
あまり聞いたことのないコンサルは、椅子が空いているような状態。
学生の安定志向が強まっているといわれますが、それを実感した瞬間でした。
(つづく?)
2010年7月6日火曜日
荀子「性悪説」②
今回は、UT-NTUから前に戻って、荀子の「性悪説」の続きを書いてみたいと思います。
孟子の「性善説」を、現実の人間の行動に照らし合わせて正面から批判した荀子でしたが、彼は自説を以下のように補っています:
今誠以人之性固正理平治邪,則有(又)惡用聖王禮儀,將曷加于正理平治也哉。
つまり、いま、人間の本性がもともと善に代表されるような正(行いが正しい)・理(理にかなっている)・平(安定している)・治(秩序がある)であるとすると、どうして聖王や礼儀によって、これらの性質を補わなければならないのか(いや、その必要はないだろう。)、と言っています。
現実を見ると、聖王や礼・儀という概念によって世の中を治めようとしているではないか。仮に、人が元々善であるならば、それらの概念をわざわざ持ち出す必要はないのではないか。
続けて、
今不然,人之性惡。⋯⋯故性善則去聖王,息禮儀矣,性惡則與聖王,貴禮儀矣。
つまり、いまは聖王や礼儀というものを持ちださなければ、世の中は治まらないから、人間の本性は悪である。・・・故に人間の本性が善であるならば、聖王や礼儀を取り除き、悪であるならば、それらを重んじよ、と結論づけています。
荀子が、社会の現実的な状況から人間の姿を捉えていることが分かると思います。こうして見ると、彼が孟子の「性善説」を誤解していたように思われます。
孟子が人間を根源的なものから捉えようとしていたのに対し、荀子は現実に映し出された人間からその本性を捉えようとしていたとも言えます。
その現実とは、戦国時代にあっての現実。今とは少し違うかも分かりません。「利」をもって人と接し、利害関係を重んじた社会であったのかもしれません。長年尽くしてくれた臣下であっても、自分の地位が脅かされる可能性があると容赦なく切り捨てていた時代です。
そんな時代に、孟子や荀子は何を思ったのでしょうか。彼らは、どのような視点から、社会を良くしようとしたのでしょうか。
解釈にずれがあると思う方は、ご指摘願います。
2010年6月26日土曜日
歌えない曲のタクトを振る
少々ご挨拶が遅れましたが、
この度UT-IRISの新代表になりました。
そんな訳で最近、ふと「東大生の国際化」とは
いったい何を指しているのだろうと思います。
取り巻く少子高齢化や経済のグローバル化。
将来、日本の経済水準を現状以上に保とうと思えば、
必要とされる外国語を運用できる「人材」が潜在している
東大生の「国際化」が必要である。
・・・という議論の理解はできます。
しかしそれはマクロレベルの議論に過ぎません。
東大生一人ひとりが、国際化の結果として
幸せになるかどうかはその人次第。
善し悪しはretrospectiveにしか分かりません。
以上のような理由で、国際化の必要などない
と言われたら、なかなか反論はできません。
究極、その人の意志が「国際化」に
存在しなければ我々の試みは失敗してしまうのです。
つまり「東大生の国際化」を考える時に必要なのは:
- 国際的になりたいと志す人にはそれを手助けする
- 東大生一人ひとりのやりたいことができる場所として「国際化」を提示する
その話とは別に、代表になってからは
私はリーダーとして何が足りないかについて、
メンバーに「個人面談」してもらいながら考えています。
3代目にして、英語といったスキルもないし
カリスマ性もフレンドリーさもない
平々凡々とした人間が代表になってしまいました。
「国際化」という自分ではうまく歌えない曲。
すばらしい音色を奏でるメンバーに対して
さて、指揮者の私はどうやってタクトを振ろうか?
メンバーたちから教えてもらったヒントは「情熱」。
まだまだ頼りない代表かと思いますが、
熱意を持って「東大生の国際化」に取り組もうと思います。
そういうわけでみなさま、どうぞよろしくお願いします。
例によって、最後に私の好きな言葉を。
Denn nichts ist für den Menschen als Menschen etwas wert, was er nicht mit Leidenschaft tun kann. - Max Weber
IARU2010
2010年6月19日土曜日
この夏、東京で・・・
荀子の話の続きを書くことになっていたかと思いますが、今回は最近IRISが手がけている「UT-NTU’10」という国際交流プログラムについてです。
これは、毎年夏に東京大学と国立台湾大学の間で行われる交流プログラムで、今年は日本で開催されます。テーマは、“Win-Win Mobility of Human Resources: Career for Country, Country for Career”、すなわち、「人材の流動性について」です。
期間は、8月23日から8月27日までで、主に大学関係者の話を聞いたり、都内中心に企業等を訪問したりします。
さて、人材の流動性といって何を思い浮かべますか。
「人材」?「流動性」?
○人材・・・
社会の発展のためには欠かせぬ問題です。たとえば、国単位で見たとき、世界の労働市場はどうなっているのでしょうか。生まれた国で、働き続ける人はどのくらいいるのでしょうか。それは、「国力」に影響を与えるのでしょうか。
○流動性・・・
財はたくさんあっても、流動性に欠けているといまひとつ活用できません。現金通貨で保有しているのであれば、流動性は高いですが、不動産とかいった形で保有している場合、それを他のモノのために使おうにも難しいですよね。逆に、債務超過でも保有資産に流動性があれば、何とかしのげて・・・
といった具合に使う言葉(印象が違っていたらすみません)だと思います。いいものを持っているけれども、それを生かせる場所が身近にありますか。あるいは、その場所があるとして、容易にそこへいけそうですか。あるいは、今は行けなくても、将来その状況が変わるとき、自分として今のうちから準備できそうなことはありますか。社会的に実現されているものと、自分の理想との間にギャップはありませんか。そして、そう考えているのが、自分一人ではなく、大多数の人である場合、社会の制度になんらかの問題があると考えられませんか。
考えてみると、何かしらいろいろ話し合いたいことはあるのではないでしょうか。
参加してくださる皆さんが、ひとつでも多くのものを得られるようプログラムを組んでいくつもりです。
締め切りは、もう1ヶ月もありません。興味がある方、ぜひぜひお問い合わせください。
http://ut-iris.org/news/15062010_1.html
まで、お願いします。
2010年6月18日金曜日
IRIS代表はこうして決まる
こんにちは、Naokoです。
だんだんと暑くなってきましたね。これから夏! 夏と言えばUT-NTU! と気合が入ります。
さて、今日はUT-NTUの話ではなく、IRISの活動についてです。
IRISももうすぐ三周年を迎えるということで、少しずつですが組織的な体制が整ってきました。
そこで、三代目にして取り込まれた制度があります。
その名も、代表選挙。
なんか、原始時代の小さな村から急に、ギリシャのメトロポリタンに進化した気分です。
というのは冗談ですが、IRISの代表は今年から選挙で選ばれることになりました。選管委は元老院の方々(2010年6月7日月曜日参照)。
ちょっとおもしろかったのがミーティングで公示日や投票期間を決めるときに、
「投票期間は○日~○日で」
「それ、事前投票?」
と、メールでの投票が「事前投票」なのか「投票期間が長いだけ」なのかで真剣に議論してしまったことでしょうか。
ミーティング中はこんな風に、たまに不思議な議論で盛り上がったりもします。
2010年6月9日水曜日
親知らず抜きました
今日、タイトルの通り、親知らずを抜いてきました。
親知らずを抜くとき、生え方によっては歯ぐきを切って歯を砕いて少しずつ取り出さなければならない場合もあるそうですが、今回はいい子にまっすぐ生えていたものだったので、麻酔チクチクちょっとガリガリ。
(なんか、圧迫されてる感じが…)
と思っている間に気が付いたら抜かれていました。
知り合いにすごく腫れたという人がいたので、実は不安だったのですが、あっけないぐらい早く終わってびっくりです。先生に聞いたら、大変なのは横向きに生えている歯だそうで、今日のは難易度が比較的低いとのこと。
夕御飯も食べにくいですが、普段とほぼ変わらないメニューをいただけました。
知り合いは数日ウィーダーゼリーでしのいだと言っていたので、これも驚きです。
とりあえずこのまま順調に治ってくれることを願います。
2010年6月7日月曜日
晩餐会
つい数時間前まで「元老院」主催の晩餐会が、
TISS参加者も交えて盛大に行われておりました。
(写真を撮ってくるのを忘れた・・・!)
ちなみに「元老院」とはローマでも、
スター・ウォーズでもありません。
UT-IRISの偉大なるOB/OGの方々です。
前半のWorkshopは全て英語。
「誰の秘密か当てるゲーム」や、
自分のキャリアプランについての短いスピーチが行われ、
メンバーは普段は見ることのない互いの一面を垣間見、
非常に有意義なひとときを過ごしました。
後半はParty。みんなぶっちゃけトーク。
(個人的には長机のちょうど真ん中の席を取ってしまい
しまったとは思いつつ。笑)こちらもなかなか。
総じて昨日の夜はにぎやかに更けていきましたとさ。
元老院のみなさん、ありがとうございました!
2010年6月5日土曜日
アイラン
2010年6月2日水曜日
久しぶりに本の話でも
久しぶりに書籍部に行ったら、塩野七生さんの新刊(なのかな?)「日本人へ リーダー編」が出ていたので探していた本ではなくそちらを購入。
塩野さんの文章は一文一文が短く、ぱりっとしていて、小気味よくテンポよく批判等がなされていて大好きです。
現在の国内政治や国際政治、社会問題には多くの要素が複雑に絡んでいて、この本に書かれていることを単純に適応させることはもちろんできないと思いますが、現在の社会を見るうえでの一つの有意義な視点や考え方を与えてくれると思います。
ローマ人の物語の他にもヴェネツィアやフィレンツェ、ローマ教皇についての本も書かれていて、私にはどれも刺激的でいっきに読んでしまいました。
昨年の三月には、どうしてもローマの遺跡やフィレンツェ、ヴェネツィアを自分の目で見たくなり、急遽友人を誘ってイタリアに行ってしまったくらいです。
六月には「日本人へ 国家と歴史編」、夏には十字軍関連の本が出るみたいなので今から楽しみです。
短いですがこの辺りで。
2010年6月1日火曜日
2010年5月28日金曜日
荀子「性悪説」①
早速ですが、予告どおり前回の続き、「荀子」について書いてみたいと思います。
荀子(B.C. 313 ~ B.C. 230)は孟子(B.C. 372 ~ B.C. 289)とほぼ同時代の人といっていいと思います。孟子を戦国時代前期とすれば、荀子は戦国時代末期ということになります。それにしても両者ともに長生きですね。2000年以上前だということも考えるとなんだかすごい気がしませんか。
さて、孟子の「性善説」に対して「性悪説」を唱えた荀子ですが、まずはその内容を少し見てみることにします。
孟子曰:“人之性善。”曰:是不然。
孟子が人間は善なるものであることを言っているのに対して正面からこれは違う、と否定しています。続いて、
凡古今天下所謂善者,正理平治也;所謂惡者,偏險悖亂也:是善惡之分也已。
まずは、何が善で、何が悪なのかを示しています。彼が言うには、善とは、行いが正しい、理にかなっている、安定している、秩序がある、です。それに対して悪とは、不公平で質が悪い、陰険、誠実でない、反乱を起こす、です。
ここまで読んで、みなさんはどちらだと思いますか。本質的に人間は、善なのか、悪なのか。ここで、思い出してください。孟子は、決して人間が生まれながらにして善であるとは言っていませんでしたね。善につながるものをもっていると言っています。荀子はそれに対してではなく、結果的に人が善であるか悪であるかに焦点をあてて、善であることを否定しているように思われます。なるほど、現実に目を向ければ、人間が善だとはとても思えなかったのかもしれません。しかしながら、それは孟子に言わせれば、十分に自分の持っているものを伸ばしきれなかった人であり、人間の本質ではないのです。
荀子はこの後どう続けていくのでしょうか。当時、荀子が孟子の言っている「性善」の意味をどうとらえていたかということは、興味深い話です。
次回は、荀子「性悪説」の続きを書いてみたいと思います。解釈にずれがあると思う方はご指摘ください。
2010年5月25日火曜日
学なび
昨日,Naokoちゃんが学生団体について,ちょこっと書いてくれていますね.
そこで,今日は「学なび」という学生団体を簡単に紹介させていただきます^^
学なびとは:(学なびHPより抜粋)
学なびとは学生団体及び、学生による活動を社会に開放する情報プラットフォームです。
学生団体に所属するあなたにとっては、皆様の活動をより社会に伝える媒体として、
何か活動を探すあなたにとっては、より目的の団体・より理想に沿うような団体を探せる媒体として、
世の中に散在する、学生が考え出した新鮮でユニークな活動情報を、WEB媒体からわかりやすくシンプルに分野別に提供して大学生によりよい課外活動の環境を提供します。
こんな活動をされている方々です!
UT-IRISも学生の方々への情報提供を行っている団体なので,やってることが似ているな―っていうのが,私の感想です.
UT-IRIS=国際交流,学なび=学生団体,の情報提供といったイメージでしょうか.
実は,先日,UT-IRISも学なびさんのHPに登録してもらいました!
よかったら,チェックしてみてくださいね^^
学生団体検索サイト 学なび
http://www.gakunavi.info/
2010年5月24日月曜日
終わった~~!
タイトルの通り終わりました、国家公務員第一種試験の筆記試験・・・まだ、面接はあるんですが、とりあえず山越えたというのが実感です。
IRISのメンバーは他にも試験を受けている人がいるので、この一カ月ぐらい実はちょっと運営が大変でした。試験を受ける私ではなく、それ以外のメンバーが。申し訳ない限りですが、メンバーのみんなには甘えさせてもらいました。私は今修士1年なのですが、研究の控える来年に備えて、授業を取らなくてはいけません。数がそこそこある上、予習はともかく復習しないと置いていかれる授業は多々あるので、授業と試験勉強の両立は結構大変というか、無理でした。
学生団体って常に人が足りない状況で運営しているんですが、やっぱり試験前と卒論・修論前はそれが顕著に出ます。特にIRISは平均年齢がやや高めのため・・・・・・
さてさて、今日を境にIRISの方もバリバリ頑張ります。
2010年5月19日水曜日
UT-NTU'10スタッフ募集のお知らせ
今回は、私が代表でやっているイベントのスタッフ募集の告知を。
特に今夏の予定がまだ決まっていない方々、
何かやりたくて仕方がない方々、ご参加をお待ちしております。
--
>>UT-NTU Bridge Conference(UT-NTU)とは<<
UT-IRISと国立台湾大学ISOが一年おきの持ち回りで主催している国際交流プログラムです。 本プログラムは2008年から開始して、今年はUT-IRIS主催で東京開催の予定です。
東アジアにおいて共に高い経済水準を誇り、国内外の共通の課題も多い日本と台湾。
UT-NTUは自分自身と日台の将来について、 双方の学生が互いに学び合うことを目的としております。
また、UT-NTUはいままで国際交流への敷居が高いと感じていた学生にも、
参加ができるようなプログラムにすることを目標としているのが特徴です。
今年は8/23(月)-27日(金)の期間に開催する予定です。
テーマは“Win-Win Liquidity of Human Resources: Career for Country, Country for Career”。
優秀な人材をどのように受け入れるのか、
またどのようにすれば自分がその「優秀な人材」になれるのか?
グローバルなキャリアについて日台で議論する予定です。
過去のプログラムの様子について、
2008年度:http://www.ut-iris.org/page/experience-ut-ntu-bridge- conference08.html
2009年度:http://www.ut-iris.org/page/experience-ut-ntu-bridge- conference09.html
に体験談がございます。是非ご覧下さい。
>>スタッフ募集<<
UT-IRISではUT-NTU'10を一緒に作り上げてくれる UT-IRIS側スタッフ若干名を募集しています。
応募資格は東京大学/大学院に所属している学部生/院生であること、
プログラム期間中にフルタイムで参加できること、
そして、週一度のミーティングに参加できること。
興味を持たれた方は、下にあります応募フォーマットに沿って、
h.arai at ut-iris.org (atを@に変えてください) までご連絡ください(件名を「UT-NTUスタッフ応募」としてください)。
折り返しスタッフからご連絡させていただきます。
応募フォーマットの締め切りは【6月1日24時まで】となっております。
どしどしご応募ください。
【応募フォーマット】
=======================================
氏名:
所属:
連絡先:
過去に行ってきた活動、所属団体:
応募動機(簡潔で構いません):
英語力:
=======================================
2010年5月14日金曜日
Along The Grand Trunk Road
2010年5月11日火曜日
孟子
はじめまして。つい最近スタッフとなり、まだまだ仕事に慣れていない感じのMorimotoです。
挨拶代わり、最近受けている講義の内容の一部を紹介したいと思います。
テーマは「孟子」。名前を知っている人が多いか分かりませんが、かの有名な「性善説」を主張した人です。2300年ほど前の人ですが、その主張は今の時代にも通じることが多いように思います。どんな人物だったか一言で言いますと、人を信用し、周りの人たちの人に対する信頼心を触発することに秀でていた人です。
さて、「性善説」ですが、何をいっているのかというと、字が示しているとおり、「人は生まれながらにして善良な心をもっている」というものです―といいたいところですが、少し違うようです。上の主張を裏付ける有名な話は、「今にも井戸に落ちそうな子供がいたら、人間誰でも放っておかないだろう。だから、どんな人でも(普段はどんな行いをしているにせよ)善良なる心の持ち主なのである。」というものでしょう。では、孟子はどういっているのでしょうか。<孟子・公孫丑上>より引用してみます。
“惻隱之心,仁之端也;羞惡之心,義之端也;辭讓之心,禮之端也;是非之心,智之端也。”
すなわち、他人を思いやる心は、仁へとつながるものである。悪を恥じる心は、義へとつながるものである。自分はひいて、他人に譲る心は、礼へとつながるものである。善悪を判断する心は、智へとつながるものである。
“人之有是四端也,猶其有四體也。有是四端而自謂不能者,自賊者也;謂其君不能者,賊其君者也。”
続けてこう言っています。仁・義・礼・智へとつながるものを人は皆持っている。持っていてそれを実現できないという者は自分をおとしめている。君子がそれをできないと言う者は君子をおとしめている。
以上に見られるように、孟子は人が生まれながらにして善と断定するよりは、皆その基礎となるものを持っていると言っているのです。ですから、それを積極的に努力してのばそうとしない限りは実現できません。また、それができないと言ってあきらめてしまうのは自分の価値をおとしめているのです。
次回は(いつかは分かりませんが)、「性悪説」を唱えた荀子について書いてみたいと思います。解釈にずれがあると思う方はご指摘ください。
2010年5月7日金曜日
トゥール・スレン博物館にて
ゴールデンウィークを利用して、カンボジアとタイに行ってきました。旅行の主な目的は、カンボジアで地雷除去をしているNGOの方を訪問することだったのですが、その傍ら観光もしてきました。その中で、カンボジアの首都プノンペンのトゥール・スレン博物館で強く感じたことがあったので、それについて書きたいと思います。
トゥール・スレン博物館は、クメール・ルージュ政権が学校を改造して使っていた政治犯の収容所を博物館化した所です。20000人程度収容されたうち生還者は8人と言われています。施設内には、拷問器具や教室を1メートル四方程度に小分けにした独房など、当時のおぞましい様子が残っています。
いろいろな展示の中で僕の目を引いたのは、スウェーデン人の使節団の写真の展示です。クメール・ルージュと友好的な立場にあった彼らは、外国人としてほぼ唯一公的にカンボジアに入国することができました。彼らは、政権によって用意された見せかけ上の成功した「革命」を写真におさめ、クメール・ルージュ政権の統治はうまくいっているという旨の報告をしました。展示は、その時の使節団の1人が、当時のカンボジアの本当の状態を見抜くことができなかったことを悔やみ、写真とともに「昔思ったこと」と「今思うこと」をコメントしています。
展示の最後に彼の経歴と今の思いが綴られています。彼は学生時代より社会主義に傾倒し、卒業後も社会民主労働党に所属していたこともあり、カンボジアの社会主義革命を過度に期待視してしまったため、クメール・ルージュの実体を見抜くことができなかったことを悔やんでいると言います。
彼の例が特に心に響いたのは、彼は決して悪意があったり能力が劣っていた訳ではなく、むしろ社会への貢献心が高い人間だったという点です。当時のスウェーデン及び国際情勢を考えると、学生が社会主義に走ること自体はそれほど不自然なことではないし、むしろ先進的で主導的な立場の学生ほどそのような方向に走る傾向にあったと思います。しかし、結果から見れば、「よい社会を」という個人の思いが、逆説的にも、4分の1近い国民の虐殺という事態を止める可能性をなくしてしまった。
「良いことをしよう」と思うことは簡単です。けれども、何が本当に「良いこと」なのか、「良いこと」とは何なのか、を常に考え、自分の行動を批判的に省みる行為を続けなくしては、効果がないだけでなく、全く逆の効果をもたらす可能性があるということは忘れてはならないと思います。
IRISの活動も、そんな思いでやっています。
2010年5月4日火曜日
こんなこともしてます♪ 学生による「タフな学生養成企画」編
みなさま、GWはいかがお過ごしでしょうか? 私は国1なるもののために前半は必死に勉強・・・後半は部屋の大掃除にいそしんでいます。教養の勉強をするさいに色々本を買い込んだのですが、もう必要ないということで捨て始めたら、ついでにあれもこれもとすっかり大掃除になり、粗大ごみまで出してしまいました。
「掃除は計画的に」
さて、試験勉強ですっかり手の回ってなかったブログで久しぶりにIRISの活動の報告です。
・・・と、その前に、東京大学学生支援事業・平成21年度学生企画コンテスト<学生による「タフな学生養成企画」> をご存知でしょうか?
東京大学が主催している企画で、「人間力」「国際的な力」あるいは「交渉力」「行動力」などを備えた「タフな東大生」として期待に応えられるようなものを募集していました。平成21年度の募集は3月19日に締め切られ、22件の応募があったそうです。(http://www.u-tokyo.ac.jp/stu01/h16_j.html)
何を隠そうそのうちの2件がIRISのメンバーをリーダーとしての応募でした。
残念ながら書類選考で落選してしまいましたが、応募企画の一つUT-NTU Bridge Conference 2010は「タフな学生養成企画」としてリニューアルしながら現在も準備進行中です。
新しい軸が増えたことで、UT-NTU B.C. がより充実したことが、私たちが<学生による「タフな学生養成企画」>に参加したことの成果かもしれません。
<UT-NTU B.C. 先行情報>
UT-NTU B.C. は東京大学と国立台湾大学の学生で共催する国際学生会議です。
国際交流に興味はあるけど、「まだ、やったことがない」「参加するのが不安だ」という方も大歓迎。一緒にタフな東大生を目指しませんか?
今年は「人材の国際的な流動化」がテーマの予定。
募集は今後UT-IRISの公式ホームページで行います。
2010年4月27日火曜日
文系の英語を聞こう
2010年4月23日金曜日
ひとりでNY
2010年4月16日金曜日
英語で学ぶ
私も昨日の講義は英語”で”の授業でした。
成人するまで一度も海外に出たことがなかっただけあって、受験以外で英語を見てこなかった身には切実に大変だったりします。ふっと気を抜いた調子に英語が右から左へ突き抜けてしまうようで、プリントには書かれていない先生の説明をメモしきれていない時が…あとで日本人学生同士で穴を埋めあっています。
2010年4月12日月曜日
何故に海外に行くことをためらうのか
かくいう自分は「砂漠」として有名な法学部の授業についていけそうもなくいまだに戦々恐々としていますが…(汗
15日の合同オリエンテーションで新入生のパワーをもらって突っ走れればなあと思っています。
(合同オリエンテーションについては下の記事に詳細があるので要チェック!)
さてここからが本日の本題です。
どうも、最近留学する学生の数が減ってきているらしいです。
先日アメリカ大使館の主催するイベントに参加させていただいたときに職員の方から聞いた話で、大使館のほうでも非常にそのことを心配しているとか。
(もっともアメリカへの留学が減っているのは他の国への留学という選択肢が増えたからかもしれないですが)
確かに言われてみれば留学するという話はあまり聞かないですし、事実僕自身も留学したことがありません。
もしかしたら資金面の問題や就職活動、大学院のシステムの違いといったものが障害になっているのかもしれませんね。
しかし一番大きいのは意識の問題なのではないでしょうか。
昨年台湾に行かせていただいたときに感じた台湾の学生の留学志向の強さ、また友人の韓国人留学生の意識と比較するとやはり日本の学生は留学に対し消極的だと感じます。
しかしはたして教育環境に共通点の多い韓国や台湾の学生が海外志向を持っている中で日本の学生は国内にとどまっていいものなのでしょうか?
確かに留学するのは簡単なことではないですが、それでもやってみる価値のあるものじゃないのでしょうか?
そしてもし留学に行かない理由が「単に興味がない」とか「日本の大学で十分だと思っている」というなら、それはあまりにもったいないことだと思いませんか?
どうしても長期間いけないならば休暇を生かしてサマースクールに参加するなどいくらでも手段はあると思います。(僕もこの夏海外で勉強するべく準備中です)
新生活が始まった今こそ将来海外へ行くという選択肢について真剣に検討するのにうってつけの時期だと思いませんか?
2010年4月9日金曜日
学生団体合同オリエンテーション
参加希望の方はgaku.ori@g-step.org まで名前とクラスを送ってください。
もちろんドタ参も大歓迎です!よろしくお願いします^^
留学インタビュー
こんにちは。市川です。
−出身国、日本滞在年数を教えて下さい。
タンザニア、4年
1年目は日本語学校でその後の3年は東大にいます。
−留学先での学部、受講内容について教えて下さい。
普通の東大生と全く同じカリキュラムです。ただ進学振り分けはしなくて元々薬学部に行く事が決まっていました。
−留学に必要な準備がどのようなものでしたか?
日本で留学するチャンスがあると友達から聞いて、日本の大使館で面接を受けて選ばれました。その後ビザとパスポートの準備をして来ました。
−留学中に苦労した経験はありますか?
東大に入ったばかりの時、やっぱり日本語がまだ完璧ではなくて全く授業がわかりませんでした。一学期の成績も良くなくてすごく落ち込みました。
−将来はどのような進路を考えていますか?
進路1
GREとTOEFLを受けてアメリカ、もしくはカナダで留学しようと思っています。
進路2
このまま日本でPhDまでとってその後、日本の製薬会社で就職しようと思っています。
その後、タンザニアに帰って製薬会社を作りたいです。
−日本の好きな所、嫌いな所を教えて下さい。
日本は便利で安全な国です。ほとんどの日本人は親切で誠実な人なので安心して楽しく暮らせます。嫌いな所は人間関係が複雑な所です。
−東大生に何かメッセージをお願いします。
東大生には日本だけに活躍の場を求めず世界に積極的に出て行ってグローバルリーダーになってほしいです。
−−−ありがとうごいざいましたJ
2010年4月7日水曜日
一年を経て
今夜、ちょうど一年前に参加したIDEA2009(台湾大学主催の国際交流プログラム)の日本メンバーでリユニオンを行いました。
あれから一年が経ち、、、
就職したメンバー、
留学から帰って来たメンバー、
就職活動中のメンバー、
専門が決まり学問に励むメンバー、
etc...
個性的で常に新しいことに取り組むメンバー達から出る話題は、
いつも新鮮で力があり、刺激をもらってばかり。
今日は新学期の良いスタートになりました^^
体験談がHPに載ってるので、ぜひご覧ください。
http://www.ut-iris.org/page/experience-idea2009.html
飲みに行った後は、上野公園に夜桜を見に行き、
世界に散らばるIDEA参加者達に向けてビデオメッセージを作成。
近々Facebookにアップする予定です♪
2010年3月31日水曜日
東南アジアをまわってきました!
明日からは4月ですね。
新しい生活に向けてワクワクしている方も多いのではないでしょうか。
さて、私はついおとといまで東南アジアに行っていました。
マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナム、ラオスの6カ国10都市を回ってきたのですが、そこで改めて感じたのは東南アジアの多様性。
私はこれまでカンボジアとベトナムにしか行ったことがなかったので、東南アジアというとバイクの多い途上国というイメージが強かったのですが、今回訪れたクアラルンプール、シンガポール、バンコクなどは公共交通も整っており、東京に勝るとも劣らない“都会”だったのでかなり新鮮でした。
←クアラルンプールのツインタワー
逆にラオスはまだバイクもそれほど多くはなく、山間部に小さな集落が点在していて全体的にのんびりしている印象を受けました。
一口に“東南アジア”といっても決してひとつには括れないということを実感させられる旅でした。
そんな幅広い魅力にあふれる東南アジアですが、私がこれまでに訪れた7カ国の中で一番気に入っている国はラオスです。
特に世界遺産の町ルアンパバーンはかなりお勧め。
数多くの寺院が町に溶け込んだ風景や二つの川に囲まれた自然豊かな地形がとても美しく、朝は托鉢と朝市、昼間は寺社観光やトレッキング、カヤック、マウンテンバイク、象乗りなどのアウトドア、夜はナイトマーケット、と一日中飽きることなく楽しむことができます。
川沿いや通り沿いのカフェでのんびりと過ごすのもいいですよね。
←托鉢の様子(朝6時前)
←ルアンパバーンのシンボル「ワット・シェントーン」
←ナイトマーケット
現地では日本語を勉強しているガイド志望の若い僧侶と出会い、日本語の宿題を手伝う代わりに町のことやラオスのことを色々と解説してもらったのですが、彼によると日本人観光客はまだ少ないとのこと。
もっと多くの日本人にルアンパバーンを訪れてほしいと言っていました。
日本ではマイナーな町ですが、アウトドア派にものんびり派にも観光派にもお勧めです。
機会があればぜひ行ってみてください!
2010年3月27日土曜日
師の言葉
2010年3月26日金曜日
マルチリンガル
最近にIRISに参加させていただきました。
今日は先日まで行っていた台湾旅行で驚いたことについて書きたいと思います
台湾には両親が台湾人の高校の同級生と行ってきました。
彼は日本育ちで日本語がネイティブで、さらに親戚と話すときには台湾語、国語(北京語)、さらにいとことは英語を使って話していました。さらにおじいさんとは日本語で会話していました。
旅行前にその話を聞いて正直信じれないでいたのですが、実際にいろんな言語を駆使してコミュニケーションをとる彼を見て度肝を抜かれました(汗)
彼曰く、幼少期から親戚と会話をしていたらいろんな言語を使って会話するようになってしまったそうです。
僕は2年ほど前から中国語(北京語)の勉強を始めていて、簡単な会話の内容は理解できます。
しかし、彼と彼の親戚の人が北京語を話していたと思ったら、突然返答が台湾語に切り替わって、まったく理解できなくなるということが多々ありました。
※北京語と台湾語は方言差が大きいので全然違って、それぞれの言語話者の間での理解は不可能です。
彼みたいな環境で育った人は言語の切りかえに対して脳が慣れてるんでしょうか?
彼を見ていてすごくかっこいいなと憧れてしまいました(^0^)/
2010年3月24日水曜日
2010年3月17日水曜日
終わりと新たな始まりの季節
お久しぶりです、湯浅です。
先日、三月でIRISを卒業するスタッフの送別会がLab caféで行われました。
長い間一緒に活動してきたメンバーが人生の新しいステージへと進むのは喜ばしいことですが、学校で気軽に会ったりできなくなるのはとても寂しいです。
私自身も、研究室での生活とは三月でお別れです。
私の所属する学科では、同じ研究科の大学院に進む学生がほとんどですが、私は違う院に進学することに決めたので、今年卒業して四月から社会に出て働く修士2年の先輩方と一緒に送別会で送り出していただきました。
別れの度に思うのが、日々の生活や当たり前のことの大切さ。
研究室の例でいうと、時折研究室旅行や飲み会などのイベントはありますが、日々の積み重ねでおおかたの時が経ち、生活の大部分は一見なんでもないことに費やしてきたわけです。(もちろん実験や研究にも)
みんなで一緒にお昼を食べたこととか、毎日正門から研究室まで歩いた感触とか、友達や先輩とのたわいない会話とか、別れの後にはそういう日常のことや当たり前だと思っていたことを思い出して寂しくなります。
しかも非日常的なイベントや出来事と異なり、日常を写真に撮るなど敢えて記録することは少なく、また、日常は写真で記録できないような雰囲気やイメージ・感触で覚えていることも多く、それは今後二度と感じられないことだと思います。
だからこそ、何気ない一日一日を大切に、また、当たり前のことを大切にしながら日々を送りたいです。
あとはどこを発つにしろ、立つ鳥跡を濁さず、のとおりきちんとこれまでの環境や関係をきれいにして飛び立ちたいですね。
私は研究科が異なるとはいえ四月からも東大に通うわけで、また今まで通り実家から通うわけで、それほど大きな変化はないにもかかわらず、これまでの生活や友達から離れる寂しさと、新しい生活に対する期待+少しの不安をかかえています。
就職されたり、一人暮らしを始めたり、四月から新しい環境に身を置く方の寂寞感や期待、不安感は私より余程大きいことでしょう。
新年度の皆様のさらなるご活躍をお祈り申し上げます。
2010年3月12日金曜日
合格発表
先日、東大でも入試の合格発表がありましたね。今、合格者の皆さんの多くは幸せの真っただ中でこれからの楽しい生活を夢見ているころだと思います。
しかしその一方で大学生活に不安を感じてる人もまた多いのではないかとも思います。
それは「大学」という場がそれまでとは比較にならないほどたくさんの選択肢にあふれていることが一つの理由でしょう。
「学生である以上、勉強が大事なのかもしれないけど、サークルや部活、バイトにゼミもやってみたい…」などと考えるのはごく自然ですし、それが「うまくやっていけるかな」という不安の原因になってしまうのも仕方がないのかもしれません。
でもそれは言い換えれば、それだけ大学にはチャンスがあるということなので是非それを活かしてくれればなあと思います。
…あとIRISとしては、ぜひその選択肢の中に「国際交流」を入れてもらいたいと思うので、サイト運営や広報の方を頑張らないといけないなあと思う今日この頃です。
それでは、新入生のみなさんにとってこれからの4年間が素敵なものでありますように…。
2010年3月9日火曜日
Aiesec
2010年3月5日金曜日
こんなこともしてます♪ 年度末編
年度末は学年が変わると共に、世間一般では決算・予算で慌ただしい時期だと思います。国会でも3/2に予算案が衆議院を通過しましたが、IRISでもこういう事務仕事というのは存在します。組織の運営なので避けられない問題ですし、まだ生まれたてと言ってもいいIRISという組織をこれから強固にしていくためにも必要なことです。IRISの活動をもっと分かりやすくオープンにしたいということで、一年の活動を報告書にまとめるという事も今年から始めることになりました。
少しずつ、組織として成長しつつあるIRISは、私個人としては個人の能力から組織力に切り替えが始まったと思っています。 国際交流という華やかな世界に憧れてIRISに入った私ですが、結構地道な仕事なのだなぁと実感する今日この頃です。
2010年2月22日月曜日
留学体験談
人がすごく暖かったです。
2010年2月21日日曜日
旅の計画
2月も残すところあと一週間ですね。
この時期になると、期末テストが終わって春休みに突入している方も多いのではないでしょうか?
私も一週間ほど前に試験が終わり、今日無事(?)にTOEFLも受け終わったので、明日からは完全に春休み♪
来週はゼミの高尾山登山とサークルの小旅行、そして3月は学科の用事と個人的な旅をあわせた東南アジア旅行と、だいぶ充実した休暇になりそうです!
(IRIS合宿もあるとかないとか?!)
現在その東南アジア旅行のためにインターネットでルート選びや航空券・鉄道の手配などを行っているのですが、マイナーすぎて情報が少なかったり、各国の通貨が違うので全部でいくらになるのか分かりにくかったり、予約のための個人情報の入力が面倒だったり、・・・と若干苦戦気味。。
旅行代理店やパッケージツアーのありがたみを痛感しています(笑)。
それでも、旅の計画を立てているとだんだんワクワクしてきますよね。
大谷くんに貸してもらった「地球の歩き方」で想像を膨らませてテンションを上げておき、思う存分楽しんできたいと思います!
(もちろんお勉強もしてきます笑)
みなさんも、よい春休みを!
2010年2月19日金曜日
国際ニュースが楽しい
本当はイベント情報の更新もしたいところなのですが、現在サイトの改装計画が進行しているため一休みしてます。すみません。
国際ニュースのもとネタはどこから来ているのか?
僕の場合は、各種新聞のRSSフィードを大量に購読して、これはというものをピックアップしています。
個別記事に目を通すのがリーディング、ピックアップ作業が所謂「スキャニング」のいい練習になっていると思いますね^^
というか楽しんでやってます。毎日毎日こんな面白いことが起こっているのかという、発見する楽しさがあります。
いやリスニング能力こそ鍛えたいんだというあなたとわたしには、こんなサイトが便利かもしれない
レベル1:
CNN Student News
http://www.cnn.com/studentnews/
なんとスクリプト付。しかも専用に作られたチャネルなのでゆっくりめ・はっきりめ・わかりやすく話してくれている(たぶん)
例えば今日の分だとHaitiの歴史を簡単になぞってくれたり、宇宙ステーションについてのミニクイズがあったり、退屈しません。
スクリプト付とかアメリカのソフトパワーを感じざるをえない...
一緒に1日10分続けましょうか。
レベル2:
TED
http://www.ted.com/
プレゼン集。そもそも英語圏の人々にとっても面白いような内容なので、リスニング素材としてはレベルが相当高いと思います。が、話が分かると本当に面白い。
あとは人それぞれの話し方とか雰囲気の違いも結構顕著で、楽しめます。
番外:
チャットルーレット
http://chatroulette.com/
最近噂のこれ。ロシアの高校生が作ったという世界中の人とランダムにチャットできるサイト。ちょっと恐ろしいですが気をつけつつ利用したら楽しかったです。
僕は文字でのチャットしか使わないからリスニングとは関係なかった
Enjoy!
2010年2月18日木曜日
老けた
2010年2月12日金曜日
好きな言葉
God grant me the serenity to accept the things I cannot change,
Courage to change the things I can change,
And wisdom to know the difference.
いい時も わるい時も 運
2010年2月2日火曜日
違うということ
2010年1月30日土曜日
サイトリニューアル中!
今後もデザインが少しずつ、あるいは大きく変わるかもしれません。
HPはUT-IRISの活動の核です。
これからもより使いやすくなるように努力していきますのでどうぞよろしくお願いします!
2010年1月29日金曜日
最終講義
ゼミではご指導を頂いていたのですが、
講義はそれまで受けたことがなく
先生の最終講義が、僕にとって最初の講義となりました。
先生は力強く、博士時代から持ち続けられた問題意識をお話になり、
とても印象深い講義でした。
先生はとても人望があつく、最終講義後の懇親会でも多くのゼミOB
が参加しました。
昔のゼミ生とも会って、お互いの近況を報告などができたことも
とても良かったと思っています。
先生は今、ご研究の成果を本にするべく執筆活動をなさっているようです。
ゼミ生としてはとても楽しみです。
2010年1月26日火曜日
冬の山形
まだまだ東京は寒いですね、、寒いのが苦手な僕は辛いです。
少し前の話になりますが、僕は今年の年末年始を雪国の山形で過ごしました。
ちなみに、僕の実家は京都ですので、実家に帰っていたわけではありません。
何故、年末年始を山形で過ごす事になったかというと、山形県にある教習所に免許を取りに行っていたのです。
冬の山形に免許合宿に行く等、狂気の沙汰のような話ですが、実際行ってみると想像以上の雪の量でした。
仮免講習中は教習所内での練習なので、雪国たる影響は受けなかったのですが、路上講習になってからは大雪の中を練習する羽目になり、非常に怖い思いをしました。
路面は凍結するわ、雪で道路は見えないわ(センターラインが見えないのが特に怖い)、雪で道幅が狭くなってるわで、路上教習の度にヒヤヒヤもんでした。
結構怖い思いもした山形だったけれど、東京に帰ってくると、山形がなんか恋しい。。。
東京は人が多すぎるなぁと、のどかな山形を懐かしんだりします。
僕って、都会があんま好きではないのかも。。
2010年1月19日火曜日
あなたは鍋に何を加えますか?
2010年1月17日日曜日
SNS
今週末はセンター試験でしたね。
高三の我が弟もセンターを受けてきたのですが、出来はあまり良くなかったようで夕飯の時の口数が少なめでした。
大学入試はこれからが本番!
結果の良かった人はその調子で、芳しくなかった人はあまり気にせずに、体調に気をつけつつ引き続き頑張ってください。
(このブログを見ている受験生は少ないのかもしれませんが。)
さて、前置きはこのくらいにして本題に入ります。
突然ですがみなさんはSNS(Social Networking Service)を使っていますか?
私はmixiとFacebookに加えて、最近Twitterを使い始めました。
「もう十分活用してるよ」という方も多いかと思いますが、今日はSNSの魅力をほんのちょっとだけ紹介したいと思います。
mixi(http://mixi.jp/)は日本の大学生の中で最もメジャーなSNSなのでほとんどの方がご存じだと思います。
最近はトップページがリニューアルされ、voiceやアプリなどの機能も充実して、どんどん複雑になってきていますよね。
私は友達の日記を見るくらいにしか活用できていませんが、小学校以来会っていないような友達とmixi上で再会するなど、“つながり”を強めたり広げたりできるのが面白いです。
Facebook(http://www.facebook.com/)は国際交流をやる人の必須アイテムと言えるでしょう。
平たく言えばmixiのinternational版。
フォトブックや掲示板に加えて、ゲームなども充実しています。
国際交流イベントや留学などで出会った仲間とFacebook上で友達になることで、離れていても“つながり”を簡単に維持できるのが一番の魅力だと思います。
私もFacebookを活用して次の春休みに東南アジアにいる友達と再会してこようと思っています♪
mixiとFacebookは様々な機能が充実していますが、Twitter(https://twitter.com/)は「140文字以内のつぶやきを投稿する」という至ってシンプルなSNSです。
このシンプルさゆえに好きな時に好きなように使える気軽さが気に入って、私は最近Twitterにハマりかけています笑
Twitterでは友達だけでなく、赤の他人、特に政治家や有名人のつぶやきも気軽に読むことができるので、「デキる人はこういうことを考えているのか」などが分かり、すごく興味深いです。
(今年の初めに鳩山首相がつぶやき始めたことが話題になりましたよね。)
ニュースなどの情報や名言・格言なども簡単にキャッチできますし、Facebookと同様international仕様なので海外の友達と情報交換をすることも可能です。
また、自分がつぶやくと色々なところから反応が返ってくることもあり面白いです。
私もまだ十分には活用できていませんが、これから使い方をちょこちょこ研究していきたいと思っています!
TwitterやFacebookなど、使ったことのない方はぜひぜひ試してみてください!
2010年1月12日火曜日
タンスの上の世界♪
2010年、素敵な年にしましょう!
さて、ブログになんかそろそろ書きたいかなーと思っていた時に、
私のタンスの上を紹介することを思いつきました 笑
というのも、今私の部屋のタンスの上は友人達からもらった、世界のいろんな国のお土産や写真の
デイスプレイ(?)の場となっているのです。
というわけで、特別に!皆様にお披露目。なんちゃって。
まず眼に入るかもしれない、真中にあるおもちゃの楽器(ウクレレともギターともいえない)は、ローマ字がかすかに読めるかもしれませんが、コソボの友人のお土産で特別にもらったものです。
コソボは私が今一番といっても良いかもしれないくらい、行ってみたい国の一つです。
友人に会いたいのもそうだし、あの国もうちょっと知りたい。今後何かあの辺ありそうな気もするし。
あとは楽器の後ろにある黄色い箱とその横の赤い背景に怪しい顔みたいなんが見えるやつはそれぞれ、
中国本土と台湾からのお土産です。
黄色い箱の中もあけると、きれいなガラスの彫刻みたいなんが出てきます。
写真右端のブルーの四角いのは、ナイジェリアの民族衣装的なもので、
といっても、頭に巻いてかぶるものです。パーテイーなんかおめかしするところで向こうだと着けれちゃいます。
あとは良く見えませんが、マレーシアのTwin Towerのガラスの中に彫刻が施されたみたいな置物とか、
オーストラリアのキーホルダーとか、
ベトナムから緑色のガマ口とか、
ブラジルのポストカードとか。
カナダのコースターとか、
ハーバードの上着着たかわいいウサギのぬいぐるみとか、
オバマさんの就任式の日に配られてたオバマ大統領のバッチ的なものとか。
それから誕生日の時に誕生日会で皆が書いてくれた寄せ書きとか、
アメリカにしばらく行くってなった時に書いてくれた寄せ書きとか、
台湾で知り合った友達同士がアメリカのカルフォルニアで何人か偶然集まることができたときの写真とか。
あ、日本の国旗はG8 University Student Summitなるものに日本の大学生(東京大学)の代表として参加したときに、会議室の私の席の前にあったものを頂いてきたものです。
まあ、実際高校と大学の1年生の時の写真も飾ってありますが。 笑
写真に写ってないところにも、実はまだドイツの写真とかチリのポストカードとか、
色々飾ってあったりします。
あと、IRISのメンバーが私がアメリカにしばらく行く前に書いてくれた寄せ書きも。
これを見ると、世界中の友達を思い出したり、もっと頑張ろう、とかも思わせてくれます。
あそこ行きたいな、とか。
私は幸せ者だな、とか。
ご紹介したものは、ある意味、私の宝物たちです。
皆さんの興味のあるトコロってどこですか?
皆さんの宝物って何ですか?
皆さんのモチベーションのあげ方って何ですか?
2010年1月6日水曜日
新年あけましておめでとうございます
今年もIRISは画面の中から海の向こうまで、多方面でがんばっていきます。
新年のイベント情報も大量追加しました。
世間は正月など関係無いんですね。変わらずめまぐるしく回っています。
いくつかピックアップしてみました。
気候変動問題に興味があり、COP15にも注目していた!という人や、
外務省や環境省など国家公務員志望の方にぴったりのセミナーがこちら。
[セミナー]COP15及びCOP/MOP5報告セミナー
南アジア、特にバングラデシュに興味があるというような方は
[講座]ミニベンガル語講座
に足を運んで、同時開催の
[ワークショップ]ノボディゴント 料理ワークショップ&カレーパティ
にも参加してはどうでしょう。料理の腕とベンガル語の舌を磨いてみてください。
そしてインドも。IRISもIRISメンバーもよくお世話になっています。
インド大好きっ子におすすめしたのがこちらです。
[講演会]インド・最新スポーツ事情
ドイツ語勉強中の方は
[講演会][ドイツ]ハンス=ディーター・ツィンマーマン氏講演会
あなたのためのイベントです。
医学系で国際派だというスーパーヒューマンは
[国際会議]グローバルな生命・医療倫理の課題に対応する国際ネットワークの構築
に足を運んでみてはいかがでしょうか。
分野はなんでも興味あるけれど、英語で行われるフォーラムに行ってみたい!という方はいませんか?その気持ちはよくわかります。
こちらはいかがでしょうか。ハイレベルそうです。
[シンポジウム]Improving Natural Resource Management in Post-Conflict Countries
これは来月のイベントですが、
[国際シンポジウム]生物多様性とサステイナビリティ−自然と調和した社会をつくる
東大の総長が開式の辞を述べるなど、一大イベントのようでとても面白そうです。ぜひ今からチェックしておいてください。
ところで、先月はIRISのサイトの表示が乱れてしまうなど、ご不便をおかけ致しました。
これはもしかして、JRやホンダもやられたという噂の・・・?
JR東サイト改ざんウイルス、ホンダなども被害(読売新聞) - Yahoo!ニュース
IRISサイトはインドの技術者があっという間に復旧してくれ、現在は元通りになっています。
ウェブサイトがウイルスにかかるという話は初めて聞きました。
個人にも移ってしまうようなのでチェックした方がいいかもしれません。
JR東日本:(お詫び)ホームページの再開について