2010年3月27日土曜日

師の言葉

こんにちは。Hikaruです。

私も昨日卒業する運びとなり、春から始まる大学院生活に
心を躍らせている(よりも戦々恐々としている)毎日です。

私の所属していた学科では、例年卒業式の後に謝恩会を行います。
後期課程の2年半、お世話になった先生方に感謝を捧げます。

会の途中で、いらっしゃった先生方から一言ずつお言葉を頂きます。
授業の内容は覚えていないダメ学生の私ですが(汗)、
こういうところで先生が仰った言葉を妙に良く覚えていることがあります。

今年は、残念ながらご欠席されたとある先生から頂いたメッセージでした。
以下、少し私の解釈を入れながら要約します:

  君たちの教育には、両親のものだけではなく、国民のお金がかかっている。
  授業の内容は卒業した後には覚えていないものだが、
  自分たちが期待されていることを忘れるな。
  そして日々の仕事で忙しい中にも、自分の「専門」を持つことを目指して頑張れ

「東大生は社会から期待されている」と言われると、
「期待なんて、掛けられた方が迷惑」と思ってしまう私。

しかし普段お世話になっている人からこれだけの思いを込めた言葉を頂くと、
やはり、がんばらなければならない、と心持ちを新たにさせられます。

そして、掛ける方も「期待」などという曖昧な言葉を使いたい訳ではなく、
ただ格好を付けて「悔いの残らないように」と言いたいだけだったのでは、
と思う今日この頃でした。

東大生が東大生でいられる時間は有限。
タイムリミットのあるがんばりの方が、続きそうじゃないですか?

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