2009年11月16日月曜日

話したいこと

人と交流する時に大事なのは、話せるかかどうかよりも、話したいことがあるかないか。
最近そんなセリフを友人に言われてはっとしました。


私は日本人と対する時でもどちらかと言えばいつも聞き役です。なので会話をする際は会話の流れにそってなにか質問をなげかける、という役割に大抵つきます。
この場合、何かネタがもともとあることが必要で、ネタがないときは私は割と焦ってしまいます。
会話を続けよう、言葉を交わそうと努力して自分から何か言葉を発しますが、「お天気の話」のようなどこか義務的・形式的なものになってしまい、会話上手と呼ぶにはほど遠い会話作法です。


それはもう性格の問題だから仕方ない、それでも会話を続けられるようにその場ではなんとか努力しよう、と思っていたのですが、そうではなく、根本的な問題は私が基本的に「自分から話し始めるほど他人と話したいことがあまりない」ことにあるのかもしれない。友人の言葉からそんなことを思いました。


要するに、私にはあまり他の人と共有したいと思うような会話の引き出しがない。こう考えると、これは性格の問題ではなく、努力の問題であるように思われてきます。会話の引き出しは、日常的に社会に興味を持って意識的に過ごしていれば、身につかないことはないであろうと思われるからです。
(もしかしたら、他人にそもそも興味がない可能性もありますが・・・)


上記のような反省をもとに、国際交流も、日々の人間関係も、家族との交流も少しずつ楽しくしていけたら。そんなことを思う最近です。

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