2009年8月15日土曜日

英会話

最近、英語の勉強を真剣に?取り組んでいる私。

TOEICの教材を使ったり、CNNをひたすら聞いたりしています(Anderson Cooper 360がお薦めです!)

日本で英語の勉強をする際、スピーキングの練習に関しては限界を感じてしまいます。

友人と喫茶店で英語で会話する機会を設けたり、先日もおもむろにダーツバーに出向き、仲間達と英語縛りで会話をしたりしましたが、、、

絶対的な会話量が少ないですね(泣)





僕が言うのも非常に烏滸がましいのですが、現在の日本人は「スピーキング力が弱い事」で計り知れない程の不利益を被っていると思います。対外交渉とか、商談の際とか、学会とか。

つい最近のNHKのテレビ番組で、日本の電力会社が世界基準の電圧規格構築に向けて取り組んでる様子を報道する番組がありました。

その番組の中で、東芝や東京電力という蒼々たる日本の大企業のマネージャークラス、つまり部長クラスの人達が、世界の競合会社達と協議している模様が放送されていました。

日本大企業の部長クラスというと、年収は最低でも1500万は頂いているでしょう。部下も大勢いるはずです。しかも、このような一大プロジェクトを任せられているという事は、その会社でも出世頭だと思います。

その彼らの英語力?っていうか英語を使った交渉力というものは、何とも頼りないものでした。

英語がブロークンである事もありますが、何よりも全く覇気が感じられない。

ドイツ企業の代表者とスウェーデン企業の代表者の会話に入りきれずに、何となくモジモジしている内に会話が終了してしまっている。。

そのドイツ人もスウェーデン人も、聞いている限りではそれほど英語が上手い訳ではありません。ただ、何か堂々としている。

インド人なんてもっと凄いですね。本当に彼らの英語は訳が分からない。

でも、「何か文句あるか!」っていう太々しさが、国際舞台では有利に働いている気がします。


僕は日本の製造業に誇りを持っていますし、今回NHKの番組に出ていた東芝や東京電力みたいな会社は、日本が世界に誇れる企業だと認識しています。それは今も変わりません。

ただ今回の番組で、部長クラスの人々の国際舞台での様子を見ていると、日本企業の行く末がちょっと不安になってしまいます。






周囲を取り巻く人々の90%以上が日本語しか話さないという環境、そして現在の英語教育制度を鑑みると、日本国内で英語を身につけるのはかなり厳しい気がします。

僕とて、この日本語バリアーというぬるま湯で育ってきた一人。自分のこれまでの英語教育を振り返ると、今更ながら冷や汗が出ます。

このぬるま湯の中でいくら英語の勉強をしても、海外で通用するレベルまで到達する事が出来るのか、甚だ不安になります。

来週から始まるUT-NTUが、僕の英語学習にとって大きな分岐点になる事を祈りつつ、、



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