2009年10月26日月曜日

書を捨てよ、町へ出よう


こんにちは、市岡です。農学部で稲を育てる実験をしている私はアイリスに所属しておきながらなかなか海外に行く機会がないのですが、10月12~21日にかけて学科の実習でタイに行ってきました!

わが農学部の農学国際専攻では、M1の秋にインドネシアかタイに農村調査実習としていくことができます(手順をきちんと踏めば、学校から多少補助もでます)。



東北タイのコンケンに行ってきました。
タイの中でも農業以外の産業があまりなく、また農業自体も感慨率が低く天水にたよっているため収入が不安定な地域だそうです。
その中の平均的な村にも向かい、ホームステイ・各自グループ別にアンケート調査なども行いました。



”タイの貧しい地域の平均的な村”
と聞いて、行く前は「発展途上国の村ってどんな村なんだろう」とそわそわしていましたが、いってびっくり、

健康であれば職(主に農業)はあるし、農業やっていれば食べることは問題なくてみんな自給自足の生活をしているし、家族支えあって仲良く暮らしているし、食べ物いっぱいサーブしてくれるし、トイレもきれいだし、皆立派な一軒家に住んでいるし、シャンプーとか歯磨き粉とか私達が使っているものと変わらないし、子供たちはウルトラマンのTシャツをきてドラえもんを知っているし。。。。

とまあ些細なことな気もしますが、そういった端々から見えてきたその「村」は、「発展途上国の一村」という言葉だけでは私は想像できなかった類のものでした。



私の想像力不足とも言えるかもしれませんが、行ってみないとわからないこと、体験してみないとわからないことっていっぱいありますよね。
そういう意味で、旅行して自分と近しくない何か、自分と言語を共有しないなにかにふれる機会をもてることは、とても貴重なことだと思いました。

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