2010年12月12日日曜日

第六回日米ユースフォーラム

 
昨年実行委員を務めた日米ユースフォーラムに、今年は一般参加者として参加してきました。
今年のテーマは【東アジア〜青年の考える未来と共生〜】

パネリストの参加国は日本、中国、韓国、シンガポール、米国。各々が経験・思想を語り、議論を交わしました。
「メディアから構築されるイメージだけにとらわれずに真実の見極めてほしい」
「経験の共有をもとに感情的な繋がりを深めるべき」
「経済発展にフォーカスを置いた関係を構築するべき」

様々な方向から議論される難しいテーマに、モデレーターの内容をまとめるのに苦労する様子が伝わってきました。それでも全体を通してオーディエンスが満足感を得ることができたのは、ただ前向きな姿勢だけが彼らの共通項だったからだと思います。
アイデアにバリエーションはあれど、良好な関係構築へと向かう先を見据えて明るい将来を描いていた。第六回日米ユースフォーラム会場全体からはそんな印象を受けました。

ちょうどフォーラム翌日、僕はシンガポールから来日中の友人に会い東京散策をしてきました。年中平均気温が30℃を超える地域からやって来た友人にとっては、凍える寒さの中で見るクリスマスイルミネーションがとても新鮮だったようです。感性的なものの共有・理解こそ、人と場があって成し遂げられるものなのだと改めて実感しました。

羽田空港の国際化に伴い、東アジアと人ベースで関わる機会は今後増えていくことは間違いありません。日本のさらなる国際化にあたり、今回の日米ユースフォーラムは大きなビジョン、今からでも取り組めるアクションの双方を見つめさせてくれる場であったように思います。