2009年9月21日月曜日

It's a small world !?

皆さん、こんちは~
Marieです。

最近、世界て狭いね、とか、How small the world is! とか
感じたり、言っている人を聞いたりすることが多く、
皆さんの中にもそういう方、結構いるんじゃないかと思います。

でも、私が気になってたのは、世界が小さくなってきているのではなく、
それは単に興味の近い人が集まるから、知り合いとかが繋がって世界が小さく感じるのではないか。
結局外に出れてはいないんじゃないか。

これは当たっているところもそれなりにあると思います。
けどね、昨日、たまたまホテルで朝食の席が一緒になったアメリカ人の方に、

「今の時代、インターネットとか色々情報も入るし、それぞれ個人の興味も幅広く多彩になっている。
だから興味なり、何か繋がりがある人が増えるのよね、って。」

つまり、鶏と卵のような話なんですよ!
この返事には、個人的にはすごくうなずけました。

いや、自分が一定の枠の中でしか、人やコミュニテイと繋がっていっていないのではないか、
結局外に出れてないのではないか、という迷いというか不安というか、残念な気持ちは
ちょっと吹き飛びました。

興味が広がるから(広いから)、繋がる人も増えて世界が小さく感じるだろうし、
世界が小さくなって、色々話が聞こえてくるから、知ってることも多彩になって、また世界が小さく感じる。

なんか、おもしろいね。
ホテルの朝食の席でたまたま一緒になった3組(国籍・年齢・性別・所属等バラバラ)が、
何かしらの話題(大学・専門・過去の経験etc)で繋がりが見つかって、
大盛り上がりしたのが楽しくて不思議で。

It's a big world, but you can be connected ;)

研究で今国外にいるMarieの休憩時間からお伝えしました。

2009年9月17日木曜日

シンガポールに学ぶ



















大谷です。
現在、東南アジア周遊しておりますv(^-^v
タイシンガポールインドネシア香港
の順で約1ヶ月かけて回っています。

今はインドネシアにいます。イスラム断食の真っ最中でなかなか大変です^^;


これまで訪れた国々はどれも本当に興味深いですが、なかでもシンガポールには格段に魅了されました^^

まず日本と比較して、、、

類似点
・面積小さい
・資源少ない

しかもこれらはシンガポールの方がさらに深刻です。シンガポールの国土面積は琵琶湖ほどだそうです。
さらにシンガポールは大半の水資源をマレーシアから得ている状況。もしマレーシアとの関係が悪化したら恐ろしいことに。。。

違相点
・多様性(民族、宗教)
・兵役義務

街を歩くといくつもの言語が飛び交い、髪を染めた若者からベールを被った女性まで様々な人に出会うことができます。
男性は2年間、兵役に従事する義務があり、これも日本と大きく違うところでしょう。


シンガポールといってどのようなものを思い浮かべるでしょうか?

中学、高校で学んだときには工業都市国家
貿易中心であるため、GDPは日本を超え、今やアジア首位

さらに街を歩いて気がついたのが、、、道路がすごくキレイ。ゴミひとつ落ちていません。

これらは戦後、日本軍の占領から開放され、マレーシアと統合、独立を経て登場した
カリスマ首相、リー・クアンユーの政策によるものです。

国民教育を充実させるために国の至る所に図書館を建設。

観光名所としてのシンガポール作り。
有名なマーライオンも観光用マスコットとして一般公募して作られたものらしいです。
昨年からは国中の道路がコースになるF1レースを開催。シンガポールの目玉イベントに。
さらに現在はマカオ並みのカジノを建設中。

多様な民族の共生を実現させる数々の政策。
例えば、
学校では必ず全ての民族が混じって一緒に勉強する。英語+母国語を学び、国民全てがバイリンガル!
国会議員も必ず全ての民族が混じって構成される。

国立シンガポール大学では農学部はないそうです。そもそもこの国は農業に向かない。。。
そのかわり、工学やビジネスに力を入れる。


国としての生きる道、資源も国土もない国では「人財」が全てを示し先導したリー・クアンユー元首相。

独裁政治的な面もあり、もちろん批判を浴びることもありますが、引退した今でも人気は絶大なものです。


初の民主党政権となり、ターニングポイントを向かえる日本。
国の状況にあった政策で国民を先導したシンガポールに学ぶ箇所もあるかもしれませんね。

2009年9月4日金曜日

松屋から見えたもの

初投稿です。
今日は試験初日でした。忙しいです。

つい先日「学生記者」をやっている方とお会いする機会があり、
彼女が言っていた「アンテナを立てる」ことの素晴らしさについて、感じたことを書こうと思います。


アンテナを立てていると、目の前を通り過ぎていってしまうものに敏感になれる。


こう聞くと、何か常時ぴりぴりしていなくてはならず、疲れそう、
と思われるかもしれませんが、
でもよく考えるとむしろ逆なんだと気づきます。

何でも記事にしようとして物事を見ていると
普段だと見過ごしてしまうような、
普段だと表から見える部分だけを額面通り受け取って終わってしまうような
ものに対しても、違う視点を与えてくれる。


具体例があります。
実はさっき僕は松屋で夕飯を食べてきました。
普段なら、松屋を飯屋として利用して帰る。ただ飯を食って帰るだけ
なのですが、今日はこのブログを書かなきゃいけない。
そこで食べながらぼんやりと「書くことないなぁ」ネタを考えていたのですが、
眺めているうちに、ふとこんなことに気づきました。



松屋って国際交流の場じゃね?



今日は新人の方が入っていたようで、彼女は名札から察するに
中国人(か中国にルーツのある人)でした。
こういったお店でアジア系外国人が働いていることは(特に東京では)多いように思います。
他の男性(こちらは日本人)の方が彼女に色々と教えていたようですが、
待てよ、これは国際交流の場に他ならないと。
国際交流したけりゃ松屋で働くのもありなんじゃないの と。


ですが奇妙な感じがするのは、これはIRISが関わっているような
「望んで身を投じる国際交流」ではなく、
「望むと望まざるとに関わらず進む国際交流」の面があるからでしょう。
後者こそが本当のグローバル化だとしたら、前者は何なのだろうか。


話の本筋からそれるのでこれ以上の考察はお任せしますが、
ここで気づいた点はむしろ、繰り返しになりますが
「ネタ探し」は、普段気づかないことに気づく機会を与え、生活を豊かにしてくれる
のではないかということです。


話が長くなるのですが、さらにここで感じたことがあります。それは
最近こういう「気づき」が少なくなってきた気がするなぁということです。

忙しいと、
この「生活を豊かにしてくれる敏感さ」が失われていってしまうのではないか。
忙しいと、昔は持っていたような気がする物事に対する敏感さを
忘れていってしまっている気がするのです。

忙しいと頭をそれらに占領されて、他の事を考えるスペースがなくなってしまう。
すると、物事を「額面通り」にしか受け取れなくなってしまう。
松屋を飯屋としてしか感じることができなくなってしまう。まあ普通そうですが。

でも「忙しい」は裏を返せば「充実している」とも言えるから、
実は同じ物事をポジティブに捉えたかネガティブに捉えたかという主観面の違いでしかない。
・・・と思っていたんですが、
実はそうではないかもしれない。
もしかしたら全然充実していないのかもしれない。
より多くの物事をこなしているように見えて、
そこから感じ取った物の数から言えば、実はむしろ損しているのかもしれない。

「忙しい」が「心を亡くす」と書くことは以前から聞き知っていたのですが、
「忘れる」も「心を亡くす」と書くようです。
忙しいと、何かを忘れていっている気がしてならなくなりました。


でも、充実しながらも感性豊かに生活を送れる方法はあって、
その一つが、学生記者なのかなぁと思ったわけです。

この方にお会いしたことと、自分がこういった記事を書くことが滅多になく
今回初投稿だったと事ともからめまして、
ブログでも何でも良いのですが何かを記事にして発信することの
副次的な良さを感じた数時間でした。

2009年9月1日火曜日

多様性

この夏ある企業のワンデーインターンシップに行ったのですが、
そこで社員の方が話していた内容が印象に残りましたので
それについて書きたいと思います。

その社員の方は外国人の方だったのですが、
その企業が多様性を重んじているということをおっしゃっていました。
多様性というのはいろいろな側面があって、
国籍、性別、宗教、言語、考え方…など様々な意味での多様性を指します。

なぜ多様性を重んじるかというと、
クライアントに提供できる仕事の質が上がるからとのことでした。
私はてっきり多様性を重んじるのは社員のためだと思っていました。
多様であってもお互いを受け入れることのできる職場環境は
確かに社員にとっても重要なのですが、
実はクライアントから見ても重要だったということが印象に残りました。
クライアントへアドバイスあるいは商品を提供するときに、
それが多様な視点からチェックがなされていたり、
多様な発想が活かされたものであれば
それはクライアントにとってもいいことだと思います。

近年、国際化が進展しており、多様な人々が出会う機会が増えているのではないか
と思いますが、それによっていろいろな良いものが生じる
可能性が拡がっているのではないでしょうか。
国際交流はそういう意味でも重要であるような気がします。