2010年12月12日日曜日

第六回日米ユースフォーラム

 
昨年実行委員を務めた日米ユースフォーラムに、今年は一般参加者として参加してきました。
今年のテーマは【東アジア〜青年の考える未来と共生〜】

パネリストの参加国は日本、中国、韓国、シンガポール、米国。各々が経験・思想を語り、議論を交わしました。
「メディアから構築されるイメージだけにとらわれずに真実の見極めてほしい」
「経験の共有をもとに感情的な繋がりを深めるべき」
「経済発展にフォーカスを置いた関係を構築するべき」

様々な方向から議論される難しいテーマに、モデレーターの内容をまとめるのに苦労する様子が伝わってきました。それでも全体を通してオーディエンスが満足感を得ることができたのは、ただ前向きな姿勢だけが彼らの共通項だったからだと思います。
アイデアにバリエーションはあれど、良好な関係構築へと向かう先を見据えて明るい将来を描いていた。第六回日米ユースフォーラム会場全体からはそんな印象を受けました。

ちょうどフォーラム翌日、僕はシンガポールから来日中の友人に会い東京散策をしてきました。年中平均気温が30℃を超える地域からやって来た友人にとっては、凍える寒さの中で見るクリスマスイルミネーションがとても新鮮だったようです。感性的なものの共有・理解こそ、人と場があって成し遂げられるものなのだと改めて実感しました。

羽田空港の国際化に伴い、東アジアと人ベースで関わる機会は今後増えていくことは間違いありません。日本のさらなる国際化にあたり、今回の日米ユースフォーラムは大きなビジョン、今からでも取り組めるアクションの双方を見つめさせてくれる場であったように思います。

2010年9月2日木曜日

日中韓青少年交流事業

こんにちは、Naokoです。

8月が終わってしまい、小学生中学生高校生の夏休みは終わってしまいました。
大学生の私たちはまだ講義の始まっていないところも多いと思います。
もちろん私もまだ夏休み・・・というか、これから夏休み! ぐらいの勢いです。

7月後半から予定を詰め込んでしまい、夏だけど休み?という日々を送っていました。
本日紹介するのは、初めのひとつになった国際交流です。

http://ut-iris.org/news/28052010_1.html
7/21~27で中国に行ってきました。
参加者が3国100人ずつもいるので、とにかく移動が大変。
会場が曲阜という孔子のふるさとで世界遺産もある都市だったのですが、
炎天下の中をぞろぞろぞろぞろ歩いて色々見学してきました。

一番印象的かつ苦労したのが、言葉。
3国の交流なので交流は英語だろうと思って行ったら、
以外に日本語を話せる人が多くてびっくり。でもその反面、英語も日本語も通じない参加者も多くて(例えば韓国語を専攻している中国人参加者)、他の参加者を捕まえて通訳してもらったり、言葉の壁が思った以上に厚い交流事業でした。心の壁は逆にびっくりするほど低くて、みんな親切でしたが、だからこそ言いたいことが伝わらないってフラストレーションが溜まります。

この交流の特徴は、参加者が各国100人もいるので、全国からいろんな人が参加するところ。
東大から簡単にアクセスできる交流との大きな違いでもあり、8月にも3カ国交流に参加していますが(後日また書きたいと思います)そういった意味でも少し印象の違う交流でした。

この事業は恩家宝総理の提案で始まった企画で、3国を回り今年で2周目が始まりました。おそらく来年もあると思われます。5月6月あたりの募集は要チェックです。

2010年8月28日土曜日

IARU2010

ご無沙汰しております。いちかわです。

前回の投稿はIARUのプログラムが始まったばかりの時だったなーと記憶しています。
プログラムは約1ヶ月に渡り、最後の授業があったのは7月の30日でした。
その間以下の内容でIRIS主催のツアーを行ったのですが、このうち人気だったのはどれだと思いますか?

第1回目ツアー:日本文化体験(着付け、茶道、華道)+東京タワー+浅草
第2回目ツアー:座禅体験+精進料理体験

一番「楽しかった」という反響があったのは日本文化体験でした。
通常の観光では体験しにくい内容だったからでしょうか。企画した甲斐がありました。
私自身にとっても普段の生活で茶道や華道に触れる機会がほとんど無いため、新鮮な体験でした。
(私に華道のセンスが無い事もよくよくわかりました。)
反対に、座禅体験は座禅の体勢を保つ事が難しく苦痛に感じてしまった参加者もいたようです。
他にもツアーの内容を考える際に江戸東京博物館や隅田川水上バス、ジブリ美術館などが候補に挙がっていました。
どれを選んだらより皆に楽しんでもらえるか、より日本を好きになってもらえるか。
どの候補も魅力的で、結局はバスで動きやすいことを条件に場所をしぼって行きました。
ですので、またいつかツアーを企画する機会があれば行ってみたい場所がまだまだあります。

というわけで、IARUのプログラムが終わってから既に約1ヶ月が経ってしまったわけですが、
その間に今度は私自身が参加者として韓国のPOSTECHという大学で行われたAEARU student summer programに参加してきました。
AEARUというのはThe Association of East Asian Research Universities(東アジア研究型大学協会)の略で、東大・東工大・北京大を始め東アジアの大学が加盟しています。
毎年8月に加盟大学のうちの1校に各大学から数人ずつ学生が派遣され、サマーキャンプが行われています。
東大からは今年は私を含め5人の学部生が派遣されました。
このようなプログラムに参加するのは初めてだったのですが、予想を遥かに上回る楽しい5日間でした。
東アジアの抱える歴史問題を始め黄砂やCyber warなどの問題まで様々な話題について中国、韓国、台湾、香港の学生と話し続けました。
もちろん真面目な話だけでなく、韓国の焼酎を飲みながら恋バナにも花を咲かせました。
文化は違えども、皆恋して悩んでいるんですねー。

今日はキャンプで出会った韓国の子が東京に来ているので、東大チームと彼女で食事をする予定です。
そろそろ行かなくては。
それでは。

まだまだ暑い日が続くようなので、皆さまも夏バテにはお気をつけ下さい。



2010年8月10日火曜日

経済実験

こんばんは。

Morimotoです。
最近経済実験をするということで、いろいろ調べています。

そもそも経済で実験!?と思われるかもしれませんが、「行動経済学」とかの分野では盛んに行われています。

理論を検証するもの、実験の結果から新しい理論を作り出そうとするものなどなど内容はさまざまです。

そもそも、経済学では、人間は私利私欲で動いているみたいな仮定をおいて、極度に単純化した状態で分析を進めていきますが、そうした中で生まれた理論がどれだけ現実の人間の行動と合致しているのかということが問題になるようです。

果たして、さまざまな局面において、人々はどのような思考回路をもって行動しているのでしょうか。

私利私欲的な行動をしない場面に対する説明としてあるのが、「利他性」という概念や、「平等」という概念です。

以前、○○さんによくしていただいたから、今度何か恩返ししてあげよう、
(何かいいものをもらって)自分だけ多くもらってもなんか悪い気がするから、みんなで平等にわけよう・・・

みたいなことはよくあります。実験では、実際に人々がとった行動から、分析を進めていきます。

人間の行動は複雑です。いろいろな要素がその人の行動に影響をもたらしえます。単純にたくさん人を集めても、一概にみんなが同じ環境にいるわけではないので、なかなか強力な理論を作りだすことは難しいのでしょうかね。

意見ある方は、コメントをお願いします。

2010年8月9日月曜日

National Day in Singapore

8月7日の夜遅くにシンガポールに着いて、今日はシンガポール二日目。

今日8月9日はシンガポールの独立記念日!今年は45年目と節目の年です。
独立記念日に行われる首相のスピーチは、今後一年間の政策を知るうえで超重要らしい。
聞き逃したのでYou Tubeでチェックしなきゃ。
中心部は花火やパレードで大賑わい、道路規制が行われ、非常に混んでいるみたい。。。なので今日は中心街には出かけず、洗濯をしたり日本から持ってきてしまったレポートを書いたり、同じ部屋に住む四人でCollege Green(大学の寮)のまわりを散策したりして過ごしました。

College Greenのまわりはシンガポールには珍しく一戸建てばかり。シンガポールでは多くの人は政府による支援のあるアパートに住んでいて、一戸建てに住んでいるのは超お金持ちらしい。というわけでこの辺りはリッチな地域。
College Greenの後ろにはBotanic Gardenがあり、自然にも恵まれています。

夜はCollege GreenでBBQ。
主にLee Kuan Yew School of Public Policyの正規の学生と海外大学からのExchange、Dual-Degreeの学生が住んでいて、今日多くの人に会えました。
職務経験のある人も多く、バックグラウンドは非常に多様。
日本人で正規の学生は一人。
今年はもう二年目で、いろいろとLKYについて教えてもらいました。
他にもUNやIOM、IDEA、WB、各国政府で働いた経験のある人が多く、明日からの授業が楽しみでもあり不安でもあります。
特にインドの国税局で七年間働いているシドさんから聞いた、インドの公務員システムの話は驚き。
さまざまな科目を受験して、合格したらAcademyでインドの行政や法律、カンフー、トレッキング(公務員は二三日徹夜もざらじゃないので体力養成のためらしい)等を二年間叩き込まれるらしい。
二年間のAcademyがあるため、試験を受ける人のバックグラウンドはさまざまらしい。シドさんはSociologyだが他にエンジニアリングなども。
七年間程試験のために勉強する人が多いらしいが(試験の合格率は1%)、シドさんは3歳で小学校に入り、21歳で試験に合格した超天才。
他にも東ティモールで選挙に関わっていたアメリカ人とかベトナムで五年間仕事していたアメリカ人とか東ティモール人とかカザフスタン人とかさまざまな人がいて、多様性にびっくり。
これからもっと親しくなるはずなのでまたいずれ。

詐欺メールfrom海外

 迷惑メールというと、いらない広告からチェーンメール、フィッシング詐欺まで色々ありますが、珍しく英語の物を受け取りました。

 件名:RE: AWARD NOTIFICATION, FINAL NOTICE.
 本文:We are pleased to inform you, that as a result of our RECENT LOTTERY DRAWS HELD .Your e-mail address attached to ticket number:・・・(以下略)

 要するに宝くじに当たりましたよ、ということなんですが、そもそも応募した覚えもなければ、
件名:AWARD NOTIFICATION, FINAL NOTICE.でメールを送った覚えもありません。
 500000ドル当たりました、とのことですが怪しすぎて、詐欺メールなのがバレバレでした。

 皆さんもお気をつけて!

2010年8月6日金曜日

夏風邪

をひきました。9度7分まであがりました。
何の予兆もなくやってきます。ひいた後のことも考えておくといいかもしれません。
皆さんも体調にはお気をつけて!

2010年7月30日金曜日

力を下さい

こんばんは。Hikaruです。
UT-NTUまで1カ月を切り、準備もいよいよ大詰めです。

代替わりに伴う仕事もまだ完全には済んでいないので、
タスクが山積しております(^-^;

みんな、私とIRISメンバーに力を分けてくれー!

以上、代表の切実な心の叫びでした。

2010年7月15日木曜日

就活戦線レポート①

こんにちは、Naokoです。

そろそろインターンで忙しくされている方も多いかと思います。
私もその一人なのですが・・・インターンまでたどり着くまでが長いですね!
私はまだ、一つもたどり着けていません。
応募書類5件もだしてこんな感じなので、いまから本番が心配です。

しばらくこの件に煩わされそうなので、これをテーマに何回か連投させていただきたいと思います。
もしかしたら別のメンバーからの特別バージョンも・・・誰か書いてくれるといいなって思っています。

さてさて、私がインターンをしようと思ったきっかけですが、それは「東大生のためのインターンシップセミナー」でした。外資系企業を主に集めたブース式のセミナーだったのですが…それはそれはすごい人でした。
人、人、人、人、人、人!!!
という感じでして、足の踏み場もない。移動するのも一苦労、という状態で、今年の就活戦線の厳しさを実感。ちょっと気になったのが、「安定」と言われるJRのような大企業には
(話が聞こえるのか?)
と思うぐらい遠くまで人だかりができているのに対し、
あまり聞いたことのないコンサルは、椅子が空いているような状態。
学生の安定志向が強まっているといわれますが、それを実感した瞬間でした。

(つづく?)

2010年7月6日火曜日

荀子「性悪説」②

こんにちは。Morimotoです。

今回は、UT-NTUから前に戻って、荀子の「性悪説」の続きを書いてみたいと思います。

孟子の「性善説」を、現実の人間の行動に照らし合わせて正面から批判した荀子でしたが、彼は自説を以下のように補っています:

今誠以人之性固正理平治邪,則有(又)惡用聖王禮儀,將曷加于正理平治也哉。

つまり、いま、人間の本性がもともと善に代表されるような正(行いが正しい)・理(理にかなっている)・平(安定している)・治(秩序がある)であるとすると、どうして聖王や礼儀によって、これらの性質を補わなければならないのか(いや、その必要はないだろう。)、と言っています。

現実を見ると、聖王や礼・儀という概念によって世の中を治めようとしているではないか。仮に、人が元々善であるならば、それらの概念をわざわざ持ち出す必要はないのではないか。

続けて、

今不然,人之性惡。⋯⋯故性善則去聖王,息禮儀矣,性惡則與聖王,貴禮儀矣。

つまり、いまは聖王や礼儀というものを持ちださなければ、世の中は治まらないから、人間の本性は悪である。・・・故に人間の本性が善であるならば、聖王や礼儀を取り除き、悪であるならば、それらを重んじよ、と結論づけています。

荀子が、社会の現実的な状況から人間の姿を捉えていることが分かると思います。こうして見ると、彼が孟子の「性善説」を誤解していたように思われます。

孟子が人間を根源的なものから捉えようとしていたのに対し、荀子は現実に映し出された人間からその本性を捉えようとしていたとも言えます。

その現実とは、戦国時代にあっての現実。今とは少し違うかも分かりません。「利」をもって人と接し、利害関係を重んじた社会であったのかもしれません。長年尽くしてくれた臣下であっても、自分の地位が脅かされる可能性があると容赦なく切り捨てていた時代です。

そんな時代に、孟子や荀子は何を思ったのでしょうか。彼らは、どのような視点から、社会を良くしようとしたのでしょうか。

解釈にずれがあると思う方は、ご指摘願います。

2010年6月26日土曜日

歌えない曲のタクトを振る

Hikaruです。こんにちは。

少々ご挨拶が遅れましたが、
この度UT-IRISの新代表になりました。



そんな訳で最近、ふと「東大生の国際化」とは
いったい何を指しているのだろうと思います。


取り巻く少子高齢化や経済のグローバル化。

将来、日本の経済水準を現状以上に保とうと思えば、
必要とされる外国語を運用できる「人材」が潜在している
東大生の「国際化」が必要である。

・・・という議論の理解はできます。


しかしそれはマクロレベルの議論に過ぎません。

東大生一人ひとりが、国際化の結果として
幸せになるかどうかはその人次第。
善し悪しはretrospectiveにしか分かりません。

以上のような理由で、国際化の必要などない
と言われたら、なかなか反論はできません。

究極、その人の意志が「国際化」に
存在しなければ我々の試みは失敗してしまうのです。


つまり「東大生の国際化」を考える時に必要なのは:
  • 国際的になりたいと志す人にはそれを手助けする
というレベルだけではありません。
  • 東大生一人ひとりのやりたいことができる場所として「国際化」を提示する
こともそれ以上に重要だと私は思います。



その話とは別に、代表になってからは
私はリーダーとして何が足りないかについて、
メンバーに「個人面談」してもらいながら考えています。

3代目にして、英語といったスキルもないし
カリスマ性もフレンドリーさもない
平々凡々とした人間が代表になってしまいました。

「国際化」という自分ではうまく歌えない曲。

すばらしい音色を奏でるメンバーに対して
さて、指揮者の私はどうやってタクトを振ろうか?

メンバーたちから教えてもらったヒントは「情熱」。

まだまだ頼りない代表かと思いますが、
熱意を持って「東大生の国際化」に取り組もうと思います。

そういうわけでみなさま、どうぞよろしくお願いします。
例によって、最後に私の好きな言葉を。
Denn nichts ist für den Menschen als Menschen etwas wert, was er nicht mit Leidenschaft tun kann. - Max Weber

IARU2010

こんにちは、いちかわです。

すっかり暑くなり夏だなーとしみじみ感じる今日この頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今東大にはIARU (International Alliance of Research Universities) に加盟している大学から
サマープログラムとして学生が派遣されてきています。
UT-IRISはWelcome partyなどのお手伝いをさせてもらっています。
IARUという名前を始めて目にする方も多いと思いますが、IARUに名を連ねているのはいわゆる"超有名校” ばかり。
加盟大学は
Australian National University
University of Cambridge
University of Oxford
University of California, Berkeley
Yale University
Peking University
National University of Singapore
University of Copenhagen
ETH Zurich
そして
The University of Tokyo
の10校です。
今東大に来ている学生が取っている授業は"Introduction to the Japanese language" と
"Sustainable Urban Management"の2つです。
どの学生も勉強に観光に、とっても濃密な時間を過ごしているようです。
来週はあつーい要望に答え、UT-IRISのメンバーも交えてのカラオケ大会を催す予定です。

もちろん東大からも各大学に学生が派遣されるのですが、そろそろ皆出発する時期です。
Have a great time at each university... ;)


そんなこんなで、目下カラオケで何を歌うか迷い中です。
邦楽だときっと伝わらないのでやっぱり洋楽でしょうか。
でも洋楽で歌える曲って。。。無いような。。。
洋楽といえば、最近reikoさんから教えていただいたKT-tanstallという歌手にすっかりはまって聞き続けているのですが、聴くのと歌えるのとでは全く別ですよね。
どうしようかな。

それでは。

2010年6月19日土曜日

この夏、東京で・・・

こんにちは。Morimotoです。

荀子の話の続きを書くことになっていたかと思いますが、今回は最近IRISが手がけている「UT-NTU’10」という国際交流プログラムについてです。

これは、毎年夏に東京大学と国立台湾大学の間で行われる交流プログラムで、今年は日本で開催されます。テーマは、“Win-Win Mobility of Human Resources: Career for Country, Country for Career”、すなわち、「人材の流動性について」です。

期間は、8月23日から8月27日までで、主に大学関係者の話を聞いたり、都内中心に企業等を訪問したりします。

さて、人材の流動性といって何を思い浮かべますか。
「人材」?「流動性」?

○人材・・・

社会の発展のためには欠かせぬ問題です。たとえば、国単位で見たとき、世界の労働市場はどうなっているのでしょうか。生まれた国で、働き続ける人はどのくらいいるのでしょうか。それは、「国力」に影響を与えるのでしょうか。


○流動性・・・

財はたくさんあっても、流動性に欠けているといまひとつ活用できません。現金通貨で保有しているのであれば、流動性は高いですが、不動産とかいった形で保有している場合、それを他のモノのために使おうにも難しいですよね。逆に、債務超過でも保有資産に流動性があれば、何とかしのげて・・・

といった具合に使う言葉(印象が違っていたらすみません)だと思います。いいものを持っているけれども、それを生かせる場所が身近にありますか。あるいは、その場所があるとして、容易にそこへいけそうですか。あるいは、今は行けなくても、将来その状況が変わるとき、自分として今のうちから準備できそうなことはありますか。社会的に実現されているものと、自分の理想との間にギャップはありませんか。そして、そう考えているのが、自分一人ではなく、大多数の人である場合、社会の制度になんらかの問題があると考えられませんか。

考えてみると、何かしらいろいろ話し合いたいことはあるのではないでしょうか。

参加してくださる皆さんが、ひとつでも多くのものを得られるようプログラムを組んでいくつもりです。

締め切りは、もう1ヶ月もありません。興味がある方、ぜひぜひお問い合わせください。

http://ut-iris.org/news/15062010_1.html

まで、お願いします。

2010年6月18日金曜日

IRIS代表はこうして決まる

こんにちは、Naokoです。

だんだんと暑くなってきましたね。これから夏! 夏と言えばUT-NTU! と気合が入ります。

さて、今日はUT-NTUの話ではなく、IRISの活動についてです。
IRISももうすぐ三周年を迎えるということで、少しずつですが組織的な体制が整ってきました。

そこで、三代目にして取り込まれた制度があります。
その名も、代表選挙。

なんか、原始時代の小さな村から急に、ギリシャのメトロポリタンに進化した気分です。
というのは冗談ですが、IRISの代表は今年から選挙で選ばれることになりました。選管委は元老院の方々(2010年6月7日月曜日参照)。

ちょっとおもしろかったのがミーティングで公示日や投票期間を決めるときに、

「投票期間は○日~○日で」

「それ、事前投票?」

と、メールでの投票が「事前投票」なのか「投票期間が長いだけ」なのかで真剣に議論してしまったことでしょうか。
ミーティング中はこんな風に、たまに不思議な議論で盛り上がったりもします。

2010年6月9日水曜日

親知らず抜きました

さてさて、完全に個人的な話題を初めて投稿します、Naokoです。
今日、タイトルの通り、親知らずを抜いてきました。

親知らずを抜くとき、生え方によっては歯ぐきを切って歯を砕いて少しずつ取り出さなければならない場合もあるそうですが、今回はいい子にまっすぐ生えていたものだったので、麻酔チクチクちょっとガリガリ。
(なんか、圧迫されてる感じが…)
と思っている間に気が付いたら抜かれていました。

知り合いにすごく腫れたという人がいたので、実は不安だったのですが、あっけないぐらい早く終わってびっくりです。先生に聞いたら、大変なのは横向きに生えている歯だそうで、今日のは難易度が比較的低いとのこと。

夕御飯も食べにくいですが、普段とほぼ変わらないメニューをいただけました。
知り合いは数日ウィーダーゼリーでしのいだと言っていたので、これも驚きです。

とりあえずこのまま順調に治ってくれることを願います。

2010年6月7日月曜日

晩餐会

こんばんは。Hikaruでございます。

つい数時間前まで「元老院」主催の晩餐会が、
TISS参加者も交えて盛大に行われておりました。
(写真を撮ってくるのを忘れた・・・!)

ちなみに「元老院」とはローマでも、
スター・ウォーズでもありません。
UT-IRISの偉大なるOB/OGの方々です。

前半のWorkshopは全て英語。

「誰の秘密か当てるゲーム」や、
自分のキャリアプランについての短いスピーチが行われ、
メンバーは普段は見ることのない互いの一面を垣間見、
非常に有意義なひとときを過ごしました。

後半はParty。みんなぶっちゃけトーク。
(個人的には長机のちょうど真ん中の席を取ってしまい
しまったとは思いつつ。笑)こちらもなかなか。

総じて昨日の夜はにぎやかに更けていきましたとさ。
元老院のみなさん、ありがとうございました!

2010年6月5日土曜日

アイラン

おはようございます。またまたいちかわです。

最近週に1回のペースで本郷にあるサモサというお店のグリーンカレーを食べています。
基本弁当派の私ですが、友達に「サモサ行こうー」と言われると持ってきた弁当をラボの冷蔵庫にしまいこみ(夕食にします)いそいそとサモサへ向かいます。

グリーンカレーってなんであんなに美味しいんだろう。
日本食も大好きだけれど、世界には美味しいものがいっぱいありますねー。
まだまだ食べたことのないものだらけです。

目下試したいと思っているのが、しょっぱいヨーグルト。
トルコでは飲むヨーグルトがしょっぱいらしいのです。
数ヶ月トルコでインターンをしていた友達曰く「私には合わなかった」、でもトルコ人に言わせると「美味しい!これがトルコの味だー」とのこと。
どこかで試せないかなー。

都内でこのアイランというしょっぱいヨーグルトが飲める所を見つけた方はぜひご一報ください:P

それでは、楽しい週末をお過ごしください♪

2010年6月2日水曜日

久しぶりに本の話でも

こんばんは、湯浅です。

久しぶりに書籍部に行ったら、塩野七生さんの新刊(なのかな?)「日本人へ リーダー編」が出ていたので探していた本ではなくそちらを購入。
塩野さんの文章は一文一文が短く、ぱりっとしていて、小気味よくテンポよく批判等がなされていて大好きです。
現在の国内政治や国際政治、社会問題には多くの要素が複雑に絡んでいて、この本に書かれていることを単純に適応させることはもちろんできないと思いますが、現在の社会を見るうえでの一つの有意義な視点や考え方を与えてくれると思います。
ローマ人の物語の他にもヴェネツィアやフィレンツェ、ローマ教皇についての本も書かれていて、私にはどれも刺激的でいっきに読んでしまいました。
昨年の三月には、どうしてもローマの遺跡やフィレンツェ、ヴェネツィアを自分の目で見たくなり、急遽友人を誘ってイタリアに行ってしまったくらいです。
六月には「日本人へ 国家と歴史編」、夏には十字軍関連の本が出るみたいなので今から楽しみです。

短いですがこの辺りで。

2010年6月1日火曜日

IRISブログが見やすくなりました!

こんにちは、Naokoです。

短いですが、ちょっとしたお知らせです。

タイトル通り、IRISブログが見やすくなりました!
過去の記事全てのラベルを見直し、


IRISの活動
国際交流紹介
旅行
日本
東大
英語
雑記

の7つにカテゴライズしました。
昔からこのブログをご覧になっている方も、最近このブログに気付かれた方も、
昔の記事を見るときは是非、ご活用ください。

UT-IRISをこれからもよろしくお願いします。

2010年5月28日金曜日

荀子「性悪説」①

お久しぶりです。Morimotoです。

早速ですが、予告どおり前回の続き、「荀子」について書いてみたいと思います。

荀子(B.C. 313 ~ B.C. 230)は孟子(B.C. 372 ~ B.C. 289)とほぼ同時代の人といっていいと思います。孟子を戦国時代前期とすれば、荀子は戦国時代末期ということになります。それにしても両者ともに長生きですね。2000年以上前だということも考えるとなんだかすごい気がしませんか。

さて、孟子の「性善説」に対して「性悪説」を唱えた荀子ですが、まずはその内容を少し見てみることにします。

孟子曰:“人之性善。”曰:是不然。

孟子が人間は善なるものであることを言っているのに対して正面からこれは違う、と否定しています。続いて、

凡古今天下所謂善者,正理平治也;所謂惡者,偏險悖亂也:是善惡之分也已。

まずは、何が善で、何が悪なのかを示しています。彼が言うには、善とは、行いが正しい、理にかなっている、安定している、秩序がある、です。それに対して悪とは、不公平で質が悪い、陰険、誠実でない、反乱を起こす、です。

ここまで読んで、みなさんはどちらだと思いますか。本質的に人間は、善なのか、悪なのか。ここで、思い出してください。孟子は、決して人間が生まれながらにして善であるとは言っていませんでしたね。善につながるものをもっていると言っています。荀子はそれに対してではなく、結果的に人が善であるか悪であるかに焦点をあてて、善であることを否定しているように思われます。なるほど、現実に目を向ければ、人間が善だとはとても思えなかったのかもしれません。しかしながら、それは孟子に言わせれば、十分に自分の持っているものを伸ばしきれなかった人であり、人間の本質ではないのです。

荀子はこの後どう続けていくのでしょうか。当時、荀子が孟子の言っている「性善」の意味をどうとらえていたかということは、興味深い話です。

次回は、荀子「性悪説」の続きを書いてみたいと思います。解釈にずれがあると思う方はご指摘ください。

2010年5月25日火曜日

学なび

こんにちは,Uraraです!

昨日,Naokoちゃんが学生団体について,ちょこっと書いてくれていますね.
そこで,今日は「学なび」という学生団体を簡単に紹介させていただきます^^

学なびとは:(学なびHPより抜粋)
学なびとは学生団体及び、学生による活動を社会に開放する情報プラットフォームです。
学生団体に所属するあなたにとっては、皆様の活動をより社会に伝える媒体として、
何か活動を探すあなたにとっては、より目的の団体・より理想に沿うような団体を探せる媒体として、
世の中に散在する、学生が考え出した新鮮でユニークな活動情報を、WEB媒体からわかりやすくシンプルに分野別に提供して大学生によりよい課外活動の環境を提供します。

こんな活動をされている方々です!
UT-IRISも学生の方々への情報提供を行っている団体なので,やってることが似ているな―っていうのが,私の感想です.
UT-IRIS=国際交流,学なび=学生団体,の情報提供といったイメージでしょうか.

実は,先日,UT-IRISも学なびさんのHPに登録してもらいました!
よかったら,チェックしてみてくださいね^^

学生団体検索サイト 学なび
http://www.gakunavi.info/

2010年5月24日月曜日

終わった~~!

こんにちは、Naokoです。
タイトルの通り終わりました、国家公務員第一種試験の筆記試験・・・まだ、面接はあるんですが、とりあえず山越えたというのが実感です。


IRISのメンバーは他にも試験を受けている人がいるので、この一カ月ぐらい実はちょっと運営が大変でした。試験を受ける私ではなく、それ以外のメンバーが。申し訳ない限りですが、メンバーのみんなには甘えさせてもらいました。私は今修士1年なのですが、研究の控える来年に備えて、授業を取らなくてはいけません。数がそこそこある上、予習はともかく復習しないと置いていかれる授業は多々あるので、授業と試験勉強の両立は結構大変というか、無理でした。

学生団体って常に人が足りない状況で運営しているんですが、やっぱり試験前と卒論・修論前はそれが顕著に出ます。特にIRISは平均年齢がやや高めのため・・・・・・

さてさて、今日を境にIRISの方もバリバリ頑張ります。

2010年5月19日水曜日

UT-NTU'10スタッフ募集のお知らせ

こんにちは。Hikaruです。
今回は、私が代表でやっているイベントのスタッフ募集の告知を。

特に今夏の予定がまだ決まっていない方々、
何かやりたくて仕方がない方々、ご参加をお待ちしております。

--
>>UT-NTU Bridge Conference(UT-NTU)とは<<

UT-IRISと国立台湾大学ISOが一年おきの持ち回りで主催している国際交流プログラムです。 本プログラムは2008年から開始して、今年はUT-IRIS主催で東京開催の予定です。

東アジアにおいて共に高い経済水準を誇り、国内外の共通の課題も多い日本と台湾。
UT-NTUは自分自身と日台の将来について、 双方の学生が互いに学び合うことを目的としております。

また、UT-NTUはいままで国際交流への敷居が高いと感じていた学生にも、
参加ができるようなプログラムにすることを目標としているのが特徴です。

今年は8/23(月)-27日(金)の期間に開催する予定です。
テーマは“Win-Win Liquidity of Human Resources: Career for Country, Country for Career”。

優秀な人材をどのように受け入れるのか、
またどのようにすれば自分がその「優秀な人材」になれるのか?
グローバルなキャリアについて日台で議論する予定です。

過去のプログラムの様子について、
2008年度:http://www.ut-iris.org/page/experience-ut-ntu-bridge- conference08.html
2009年度:http://www.ut-iris.org/page/experience-ut-ntu-bridge- conference09.html
に体験談がございます。是非ご覧下さい。

>>スタッフ募集<<

UT-IRISではUT-NTU'10を一緒に作り上げてくれる UT-IRIS側スタッフ若干名を募集しています。

応募資格は東京大学/大学院に所属している学部生/院生であること、
プログラム期間中にフルタイムで参加できること、
そして、週一度のミーティングに参加できること。

興味を持たれた方は、下にあります応募フォーマットに沿って、
h.arai at ut-iris.org (atを@に変えてください) までご連絡ください(件名を「UT-NTUスタッフ応募」としてください)。
折り返しスタッフからご連絡させていただきます。

応募フォーマットの締め切りは【6月1日24時まで】となっております。
どしどしご応募ください。

【応募フォーマット】
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氏名:
所属:
連絡先:
過去に行ってきた活動、所属団体:
応募動機(簡潔で構いません):
英語力:
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2010年5月14日金曜日

Along The Grand Trunk Road

こんにちは、いちかわです。
ここ何日かで風邪をひいてしまい、熱こそないものの
のどが痛いためトローチを舐めながら実験する日々を送っています。
早く治さなくてはですね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

ところで、国際にニュースのネタを探そうとNPR(national public radio) のサイトを見ていたら、
面白い企画を見つけました。
”The Grand Trunk Road" というカルカッタから始まりインドの主要都市を通りパキスタンまで続く道を行く中で、出会った人々にインタビューをしようという連載です。
今日の記事は記念すべき旅のスタートでありカルカッタで元気一杯の女子大学生にインタビューを行っています。
この子が元気で元気で、このような勢いのある学生がいればそりゃ国も成長するよなーと思わず納得してしまいました。
いわゆる「ニュース」ではないので国際ニュースとしてのアップはしませんが、もし興味がありましたら見て(聞いて)みてください。
私も毎朝通学の電車内で聞くことでプチ旅行気分を味わうつもりです。

2010年5月11日火曜日

孟子

はじめまして。つい最近スタッフとなり、まだまだ仕事に慣れていない感じのMorimotoです。

挨拶代わり、最近受けている講義の内容の一部を紹介したいと思います。

テーマは「孟子」。名前を知っている人が多いか分かりませんが、かの有名な「性善説」を主張した人です。2300年ほど前の人ですが、その主張は今の時代にも通じることが多いように思います。どんな人物だったか一言で言いますと、人を信用し、周りの人たちの人に対する信頼心を触発することに秀でていた人です。

さて、「性善説」ですが、何をいっているのかというと、字が示しているとおり、「人は生まれながらにして善良な心をもっている」というものです―といいたいところですが、少し違うようです。上の主張を裏付ける有名な話は、「今にも井戸に落ちそうな子供がいたら、人間誰でも放っておかないだろう。だから、どんな人でも(普段はどんな行いをしているにせよ)善良なる心の持ち主なのである。」というものでしょう。では、孟子はどういっているのでしょうか。<孟子・公孫丑上>より引用してみます。

惻隱之心,仁之端也;羞惡之心,義之端也;辭讓之心,禮之端也;是非之心,智之端也。”

すなわち、他人を思いやる心は、仁へとつながるものである。悪を恥じる心は、義へとつながるものである。自分はひいて、他人に譲る心は、礼へとつながるものである。善悪を判断する心は、智へとつながるものである。

“人之有是四端也,其有四體也。有是四端而自謂不能者,自賊者也;謂其君不能者,賊其君者也。”

続けてこう言っています。仁・義・礼・智へとつながるものを人は皆持っている。持っていてそれを実現できないという者は自分をおとしめている。君子がそれをできないと言う者は君子をおとしめている。

以上に見られるように、孟子は人が生まれながらにして善と断定するよりは、皆その基礎となるものを持っていると言っているのです。ですから、それを積極的に努力してのばそうとしない限りは実現できません。また、それができないと言ってあきらめてしまうのは自分の価値をおとしめているのです。

次回は(いつかは分かりませんが)、「性悪説」を唱えた荀子について書いてみたいと思います。解釈にずれがあると思う方はご指摘ください。

2010年5月7日金曜日

トゥール・スレン博物館にて

こんにちは、IRISスタッフ宮内です。ブログを書くのは一年ぶりくらいです。

ゴールデンウィークを利用して、カンボジアとタイに行ってきました。旅行の主な目的は、カンボジアで地雷除去をしているNGOの方を訪問することだったのですが、その傍ら観光もしてきました。その中で、カンボジアの首都プノンペンのトゥール・スレン博物館で強く感じたことがあったので、それについて書きたいと思います。


トゥール・スレン博物館は、クメール・ルージュ政権が学校を改造して使っていた政治犯の収容所を博物館化した所です。20000人程度収容されたうち生還者は8人と言われています。施設内には、拷問器具や教室を1メートル四方程度に小分けにした独房など、当時のおぞましい様子が残っています。

いろいろな展示の中で僕の目を引いたのは、スウェーデン人の使節団の写真の展示です。クメール・ルージュと友好的な立場にあった彼らは、外国人としてほぼ唯一公的にカンボジアに入国することができました。彼らは、政権によって用意された見せかけ上の成功した「革命」を写真におさめ、クメール・ルージュ政権の統治はうまくいっているという旨の報告をしました。展示は、その時の使節団の1人が、当時のカンボジアの本当の状態を見抜くことができなかったことを悔やみ、写真とともに「昔思ったこと」と「今思うこと」をコメントしています。

展示の最後に彼の経歴と今の思いが綴られています。彼は学生時代より社会主義に傾倒し、卒業後も社会民主労働党に所属していたこともあり、カンボジアの社会主義革命を過度に期待視してしまったため、クメール・ルージュの実体を見抜くことができなかったことを悔やんでいると言います。

彼の例が特に心に響いたのは、彼は決して悪意があったり能力が劣っていた訳ではなく、むしろ社会への貢献心が高い人間だったという点です。当時のスウェーデン及び国際情勢を考えると、学生が社会主義に走ること自体はそれほど不自然なことではないし、むしろ先進的で主導的な立場の学生ほどそのような方向に走る傾向にあったと思います。しかし、結果から見れば、「よい社会を」という個人の思いが、逆説的にも、4分の1近い国民の虐殺という事態を止める可能性をなくしてしまった。


「良いことをしよう」と思うことは簡単です。けれども、何が本当に「良いこと」なのか、「良いこと」とは何なのか、を常に考え、自分の行動を批判的に省みる行為を続けなくしては、効果がないだけでなく、全く逆の効果をもたらす可能性があるということは忘れてはならないと思います。


IRISの活動も、そんな思いでやっています。

2010年5月4日火曜日

こんなこともしてます♪ 学生による「タフな学生養成企画」編

 こんにちは、Naokoです。

 みなさま、GWはいかがお過ごしでしょうか? 私は国1なるもののために前半は必死に勉強・・・後半は部屋の大掃除にいそしんでいます。教養の勉強をするさいに色々本を買い込んだのですが、もう必要ないということで捨て始めたら、ついでにあれもこれもとすっかり大掃除になり、粗大ごみまで出してしまいました。

 「掃除は計画的に」

 さて、試験勉強ですっかり手の回ってなかったブログで久しぶりにIRISの活動の報告です。

 ・・・と、その前に、東京大学学生支援事業・平成21年度学生企画コンテスト<学生による「タフな学生養成企画」> をご存知でしょうか?

 東京大学が主催している企画で、「人間力」「国際的な力」あるいは「交渉力」「行動力」などを備えた「タフな東大生」として期待に応えられるようなものを募集していました。平成21年度の募集は3月19日に締め切られ、22件の応募があったそうです。(http://www.u-tokyo.ac.jp/stu01/h16_j.html

 何を隠そうそのうちの2件がIRISのメンバーをリーダーとしての応募でした。
 残念ながら書類選考で落選してしまいましたが、応募企画の一つUT-NTU Bridge Conference 2010は「タフな学生養成企画」としてリニューアルしながら現在も準備進行中です。

 新しい軸が増えたことで、UT-NTU B.C. がより充実したことが、私たちが<学生による「タフな学生養成企画」>に参加したことの成果かもしれません。



<UT-NTU B.C. 先行情報>
 UT-NTU B.C. は東京大学と国立台湾大学の学生で共催する国際学生会議です。

 国際交流に興味はあるけど、「まだ、やったことがない」「参加するのが不安だ」という方も大歓迎。一緒にタフな東大生を目指しませんか?

 今年は「人材の国際的な流動化」がテーマの予定。
 募集は今後UT-IRISの公式ホームページで行います。

2010年4月27日火曜日

文系の英語を聞こう

こんにちは、大学院生になったHikaruです。


今回は、アカデミックな英語で、
かつ私みたいな文系の人間でも
興味を持てるようなリソースをご紹介します。

まず、Podcastに英米の大学の講義を収録したものがたくさん。
最近Oxford大学の哲学のintroductoryの授業を聴いています。
英語が奇麗で聞き取りやすい上に勉強になります。


もう一つ、4月からHarvardの公開授業がNHK教育で放映開始。
政治哲学の権威、Michael Sandel教授が学生と対話しながら
平易に、そして強かに「正義とは何か」を説き下ろします。
放映時間はこちら(http://www.nhk.or.jp/harvard/)。

見逃した方は英語のみですが、
ウェブサイト(http://www.justiceharvard.org/)から
全話視聴することができます。


Let's try!

2010年4月23日金曜日

ひとりでNY

どうも水沼です。いきなりこんな所で登場してみました!!

私を知らない人も多いかと思うので一応自己紹介しておくと、今薬学部の博士1年で、ざっくりいうと脳の研究をしています。


私はこの春休み、修士最後の思い出としてニューヨークに遊びにいってきました★★
博士に行くと、二度と遊べなくなりそうだったので。。。。
思い返してみると、ずいぶんと思い切ったことをしたものです。 

はじめての一人旅でしたが(ラボには家族と行ったことにしてあるので極秘で♪)、
この旅行の一番の教訓は、「英語しゃべれなくても、大丈夫」ってことでした。
英語しゃべれない女が、知り合いもいないニューヨークに、いきなりひとりで行っても大丈夫な世の中なんですから、みんなどんどん海外に行きましょう!!


今日は、これから行く人のために、ここにNYでひとり旅する際に役立つと思われる情報を書き連ねておきます。

★宿
マンハッタンには、日本人の経営するドミトリーがなぜか多く、一晩30-40ドルくらいで泊まれます(たいていのホテルはバカ高い)。そうした宿は主にアジア系(日中韓)の旅人が多く、すぐに仲良くなれます。しかも、日本人向けの配慮なのかなんなのか、とにかくキレイです。
ワシントンDCにもいったのですが、私の情報収集能力のなさからか、そうしたドミトリーは見つけられず、ユースホステルに泊まりました。固いベットを我慢すれば、とっても快適です。しかもあらゆる人種の人がいます。面白いです。

★航空券
とにかくネットで安いのを探しまくること!!探せば意外とあります。日程を固定しなければ、結構安いのは手に入りやすくなります。同じ便のチケットでも、業者によって値段も違えば手数料(これはチケット代金に含まれないので気づきにくい)も違います。NY行きは便数も多いので、とても手に入れやすいと思います。

★支払い
カードひとつありゃあ、生きていけます。キャッシュなんて宿の支払い以外で使った記憶があんまりない・・・・(限度額に注意wwww)

★現地交通
NYといえども、東京の地下鉄網のすばらしさには勝てません。私はかなり歩いたので(歩いたほうが早いことも多い)、当たり前ですが歩きやすい靴をーーーー

★恋愛
道に迷ってボーっと突っ立っていると、必ず男の人が助けてくれます。ひとりでご飯食べてても、現地人は声かけてきます。しかもその好意にありがたく応じると、必ずデートに誘われます。かなり気軽な感じです。誰でもよいなら、恋愛するのはとっても簡単です。でもそうじゃない人はただただ面倒くさいので、はっきりと断るときの英語フレーズを身につけておいたほうが良いでしょう。

★食事
金さえ出せば、おいしいものは食べれます。金さえだせば。
(個人的にはスタバの、シリアル入りヨーグルトにはまりました。現地の人に薦められたものです。ただしスタバ以外で同様のものを買ったときは、しつこい味付けに愕然としましたwww)

これから行く人はなんかあったら聞いてくださいねーーーー!!

ではでは。







2010年4月16日金曜日

英語で学ぶ

東大でも意外に英語の授業――英語を学ぶ授業ではなく、英語で学ぶ授業が増えてきているのはご存知でしょうか? 最近、東大として、英語だけでも卒業できるコースというのを増やしているそうで、今年はたとえば経済学研究科の修士や理学系研究科の修士で英語コースがスタートしました。ですが、実はこの取り組み、今に始まったことではなく、工学系のいくつかの専攻では28年も前からあったそうです。

私も昨日の講義は英語”で”の授業でした。
成人するまで一度も海外に出たことがなかっただけあって、受験以外で英語を見てこなかった身には切実に大変だったりします。ふっと気を抜いた調子に英語が右から左へ突き抜けてしまうようで、プリントには書かれていない先生の説明をメモしきれていない時が…あとで日本人学生同士で穴を埋めあっています。

2010年4月12日月曜日

何故に海外に行くことをためらうのか

4月に入りまもなく2週間。そろそろ新生活にも慣れ始めるころでしょうか。

かくいう自分は「砂漠」として有名な法学部の授業についていけそうもなくいまだに戦々恐々としていますが…(汗

15日の合同オリエンテーションで新入生のパワーをもらって突っ走れればなあと思っています。

(合同オリエンテーションについては下の記事に詳細があるので要チェック!)



さてここからが本日の本題です。

どうも、最近留学する学生の数が減ってきているらしいです。

先日アメリカ大使館の主催するイベントに参加させていただいたときに職員の方から聞いた話で、大使館のほうでも非常にそのことを心配しているとか。
(もっともアメリカへの留学が減っているのは他の国への留学という選択肢が増えたからかもしれないですが)


確かに言われてみれば留学するという話はあまり聞かないですし、事実僕自身も留学したことがありません。

もしかしたら資金面の問題や就職活動、大学院のシステムの違いといったものが障害になっているのかもしれませんね。



しかし一番大きいのは意識の問題なのではないでしょうか。

昨年台湾に行かせていただいたときに感じた台湾の学生の留学志向の強さ、また友人の韓国人留学生の意識と比較するとやはり日本の学生は留学に対し消極的だと感じます。

しかしはたして教育環境に共通点の多い韓国や台湾の学生が海外志向を持っている中で日本の学生は国内にとどまっていいものなのでしょうか?

確かに留学するのは簡単なことではないですが、それでもやってみる価値のあるものじゃないのでしょうか?

そしてもし留学に行かない理由が「単に興味がない」とか「日本の大学で十分だと思っている」というなら、それはあまりにもったいないことだと思いませんか?




どうしても長期間いけないならば休暇を生かしてサマースクールに参加するなどいくらでも手段はあると思います。(僕もこの夏海外で勉強するべく準備中です)

新生活が始まった今こそ将来海外へ行くという選択肢について真剣に検討するのにうってつけの時期だと思いませんか?

2010年4月9日金曜日

学生団体合同オリエンテーション

こんにちは、湯淺です。
今回は4月15日に行われる学生団体合同オリエンテーションの告知をさせていただきます。
新入生だけでなく二年生以上の方も歓迎いたしますので、ご興味のある方は是非いらっしゃってください。
以下告知文です。

【学生団体合同オリエンテーション】
日時:4月15日18:20~
場所:駒場食堂2階
参加団体:TNK、ALSA、模擬国連、AISEC、UT-IRIS、環境三四郎、UT Girls-Link、HCAP、ドリームネット、行政機構研究会、TRICKS

第一部では各団体からのプレゼン、第二部でブースを設置して、新入生のみなさんとたくさんお話しできる機会を作ります。参加費は500円で軽食付き、希望者にはアフターも企画しています。
沢山の1年生や色々なサークルの先輩が集まる楽しいイベントなので、友達を誘ってぜひ参加してください。
参加希望の方はgaku.ori@g-step.org まで名前とクラスを送ってください。
もちろんドタ参も大歓迎です!よろしくお願いします^^

留学インタビュー


こんにちは。市川です。
いよいよ新学期が始まりましたね。
新入生の方はご入学おめでとうございます!
今はどのサークルに入ろうか思いを巡らせているところでしょうか。
IRISのホームページでも国際交流系の団体を多く紹介しているので、ぜひチェックしてみて下さい:)

私は今週から研究室生活が始まり、ついに研究ができる!というワクワクを感じると共に勉強しなければならないことや、覚えなければならない実験手法の数に圧倒されています。
早く一人前に研究ができるようにになりたいよーと気持ちはあせるばかりですが、やはり「千里の道も一歩から」、着実に進んで行くしかないですね。

ところで全く話は変わりますが、IRISのホームページには「留学インタビュー」というコーナーがありそこで海外の大学への留学経験がある東大生へのインタビューを掲載しています。
このコーナーを見て、海外から日本に訪れている留学生の話も聞きたい!と思い立った私は同じ研究室の留学生に協力を仰ぎ以下の「留学生インタビュー(完全に非公式)」を敢行しました。

少し長くなりますが、最後には彼から東大生への熱いメッセージもあるのでぜひご覧下さい。
以下インタビューです。

−出身国、日本滞在年数を教えて下さい。

タンザニア、4年

1年目は日本語学校でその後の3年は東大にいます。

−留学先での学部、受講内容について教えて下さい。

普通の東大生と全く同じカリキュラムです。ただ進学振り分けはしなくて元々薬学部に行く事が決まっていました。

−留学に必要な準備がどのようなものでしたか?

日本で留学するチャンスがあると友達から聞いて、日本の大使館で面接を受けて選ばれました。その後ビザとパスポートの準備をして来ました。

−留学中に苦労した経験はありますか?

東大に入ったばかりの時、やっぱり日本語がまだ完璧ではなくて全く授業がわかりませんでした。一学期の成績も良くなくてすごく落ち込みました。

−将来はどのような進路を考えていますか?

 進路1

GRETOEFLを受けてアメリカ、もしくはカナダで留学しようと思っています。

 進路2

このまま日本でPhDまでとってその後、日本の製薬会社で就職しようと思っています。

その後、タンザニアに帰って製薬会社を作りたいです。

−日本の好きな所、嫌いな所を教えて下さい。

日本は便利で安全な国です。ほとんどの日本人は親切で誠実な人なので安心して楽しく暮らせます。嫌いな所は人間関係が複雑な所です。

−東大生に何かメッセージをお願いします。

東大生には日本だけに活躍の場を求めず世界に積極的に出て行ってグローバルリーダーになってほしいです。

−−−ありがとうごいざいましたJ


2010年4月7日水曜日

一年を経て

大谷です:)

今夜、ちょうど一年前に参加したIDEA2009(台湾大学主催の国際交流プログラム)の日本メンバーでリユニオンを行いました。

あれから一年が経ち、、、

就職したメンバー、
留学から帰って来たメンバー、
就職活動中のメンバー、
専門が決まり学問に励むメンバー、
etc...

個性的で常に新しいことに取り組むメンバー達から出る話題は、
いつも新鮮で力があり、刺激をもらってばかり。
今日は新学期の良いスタートになりました^^

体験談がHPに載ってるので、ぜひご覧ください。
http://www.ut-iris.org/page/experience-idea2009.html

飲みに行った後は、上野公園に夜桜を見に行き、
世界に散らばるIDEA参加者達に向けてビデオメッセージを作成。
近々Facebookにアップする予定です♪

2010年3月31日水曜日

東南アジアをまわってきました!

こんにちは、香取です。
明日からは4月ですね。
新しい生活に向けてワクワクしている方も多いのではないでしょうか。

さて、私はついおとといまで東南アジアに行っていました。
マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナム、ラオスの6カ国10都市を回ってきたのですが、そこで改めて感じたのは東南アジアの多様性。
私はこれまでカンボジアとベトナムにしか行ったことがなかったので、東南アジアというとバイクの多い途上国というイメージが強かったのですが、今回訪れたクアラルンプール、シンガポール、バンコクなどは公共交通も整っており、東京に勝るとも劣らない“都会”だったのでかなり新鮮でした。
 ←クアラルンプールのツインタワー
逆にラオスはまだバイクもそれほど多くはなく、山間部に小さな集落が点在していて全体的にのんびりしている印象を受けました。
一口に“東南アジア”といっても決してひとつには括れないということを実感させられる旅でした。

そんな幅広い魅力にあふれる東南アジアですが、私がこれまでに訪れた7カ国の中で一番気に入っている国はラオスです。
特に世界遺産の町ルアンパバーンはかなりお勧め。
数多くの寺院が町に溶け込んだ風景や二つの川に囲まれた自然豊かな地形がとても美しく、朝は托鉢と朝市、昼間は寺社観光やトレッキング、カヤック、マウンテンバイク、象乗りなどのアウトドア、夜はナイトマーケット、と一日中飽きることなく楽しむことができます。
川沿いや通り沿いのカフェでのんびりと過ごすのもいいですよね。
 ←托鉢の様子(朝6時前)
 ←ルアンパバーンのシンボル「ワット・シェントーン」
 ←ナイトマーケット

現地では日本語を勉強しているガイド志望の若い僧侶と出会い、日本語の宿題を手伝う代わりに町のことやラオスのことを色々と解説してもらったのですが、彼によると日本人観光客はまだ少ないとのこと。
もっと多くの日本人にルアンパバーンを訪れてほしいと言っていました。
日本ではマイナーな町ですが、アウトドア派にものんびり派にも観光派にもお勧めです。
機会があればぜひ行ってみてください!

2010年3月27日土曜日

師の言葉

こんにちは。Hikaruです。

私も昨日卒業する運びとなり、春から始まる大学院生活に
心を躍らせている(よりも戦々恐々としている)毎日です。

私の所属していた学科では、例年卒業式の後に謝恩会を行います。
後期課程の2年半、お世話になった先生方に感謝を捧げます。

会の途中で、いらっしゃった先生方から一言ずつお言葉を頂きます。
授業の内容は覚えていないダメ学生の私ですが(汗)、
こういうところで先生が仰った言葉を妙に良く覚えていることがあります。

今年は、残念ながらご欠席されたとある先生から頂いたメッセージでした。
以下、少し私の解釈を入れながら要約します:

  君たちの教育には、両親のものだけではなく、国民のお金がかかっている。
  授業の内容は卒業した後には覚えていないものだが、
  自分たちが期待されていることを忘れるな。
  そして日々の仕事で忙しい中にも、自分の「専門」を持つことを目指して頑張れ

「東大生は社会から期待されている」と言われると、
「期待なんて、掛けられた方が迷惑」と思ってしまう私。

しかし普段お世話になっている人からこれだけの思いを込めた言葉を頂くと、
やはり、がんばらなければならない、と心持ちを新たにさせられます。

そして、掛ける方も「期待」などという曖昧な言葉を使いたい訳ではなく、
ただ格好を付けて「悔いの残らないように」と言いたいだけだったのでは、
と思う今日この頃でした。

東大生が東大生でいられる時間は有限。
タイムリミットのあるがんばりの方が、続きそうじゃないですか?

2010年3月26日金曜日

マルチリンガル

みなさんこんにちは! ブログ初投稿の佐藤和也です。
最近にIRISに参加させていただきました。
今日は先日まで行っていた台湾旅行で驚いたことについて書きたいと思います

台湾には両親が台湾人の高校の同級生と行ってきました。
彼は日本育ちで日本語がネイティブで、さらに親戚と話すときには台湾語、国語(北京語)、さらにいとことは英語を使って話していました。さらにおじいさんとは日本語で会話していました。
旅行前にその話を聞いて正直信じれないでいたのですが、実際にいろんな言語を駆使してコミュニケーションをとる彼を見て度肝を抜かれました(汗)
彼曰く、幼少期から親戚と会話をしていたらいろんな言語を使って会話するようになってしまったそうです。

僕は2年ほど前から中国語(北京語)の勉強を始めていて、簡単な会話の内容は理解できます。
しかし、彼と彼の親戚の人が北京語を話していたと思ったら、突然返答が台湾語に切り替わって、まったく理解できなくなるということが多々ありました。

※北京語と台湾語は方言差が大きいので全然違って、それぞれの言語話者の間での理解は不可能です。

彼みたいな環境で育った人は言語の切りかえに対して脳が慣れてるんでしょうか?
彼を見ていてすごくかっこいいなと憧れてしまいました(^0^)/

2010年3月24日水曜日

宇宙まで続く場所


大谷です。
先週、鹿児島種子島のJAXA種子島宇宙センターを訪問してきました。
ロケット発射場はカメラ撮影OKだったのでロケットが飛び立つ空をパシャリ☆

2010年3月17日水曜日

終わりと新たな始まりの季節



お久しぶりです、湯浅です。


先日、三月でIRISを卒業するスタッフの送別会がLab caféで行われました。

長い間一緒に活動してきたメンバーが人生の新しいステージへと進むのは喜ばしいことですが、学校で気軽に会ったりできなくなるのはとても寂しいです。


私自身も、研究室での生活とは三月でお別れです。

私の所属する学科では、同じ研究科の大学院に進む学生がほとんどですが、私は違う院に進学することに決めたので、今年卒業して四月から社会に出て働く修士2年の先輩方と一緒に送別会で送り出していただきました。


別れの度に思うのが、日々の生活や当たり前のことの大切さ。

研究室の例でいうと、時折研究室旅行や飲み会などのイベントはありますが、日々の積み重ねでおおかたの時が経ち、生活の大部分は一見なんでもないことに費やしてきたわけです。(もちろん実験や研究にも)

みんなで一緒にお昼を食べたこととか、毎日正門から研究室まで歩いた感触とか、友達や先輩とのたわいない会話とか、別れの後にはそういう日常のことや当たり前だと思っていたことを思い出して寂しくなります。

しかも非日常的なイベントや出来事と異なり、日常を写真に撮るなど敢えて記録することは少なく、また、日常は写真で記録できないような雰囲気やイメージ・感触で覚えていることも多く、それは今後二度と感じられないことだと思います。

だからこそ、何気ない一日一日を大切に、また、当たり前のことを大切にしながら日々を送りたいです。

あとはどこを発つにしろ、立つ鳥跡を濁さず、のとおりきちんとこれまでの環境や関係をきれいにして飛び立ちたいですね。


私は研究科が異なるとはいえ四月からも東大に通うわけで、また今まで通り実家から通うわけで、それほど大きな変化はないにもかかわらず、これまでの生活や友達から離れる寂しさと、新しい生活に対する期待+少しの不安をかかえています。

就職されたり、一人暮らしを始めたり、四月から新しい環境に身を置く方の寂寞感や期待、不安感は私より余程大きいことでしょう。

新年度の皆様のさらなるご活躍をお祈り申し上げます。

2010年3月12日金曜日

合格発表

お久しぶりです。中津留です。

先日、東大でも入試の合格発表がありましたね。今、合格者の皆さんの多くは幸せの真っただ中でこれからの楽しい生活を夢見ているころだと思います。

しかしその一方で大学生活に不安を感じてる人もまた多いのではないかとも思います。

それは「大学」という場がそれまでとは比較にならないほどたくさんの選択肢にあふれていることが一つの理由でしょう。
「学生である以上、勉強が大事なのかもしれないけど、サークルや部活、バイトにゼミもやってみたい…」などと考えるのはごく自然ですし、それが「うまくやっていけるかな」という不安の原因になってしまうのも仕方がないのかもしれません。

でもそれは言い換えれば、それだけ大学にはチャンスがあるということなので是非それを活かしてくれればなあと思います。

…あとIRISとしては、ぜひその選択肢の中に「国際交流」を入れてもらいたいと思うので、サイト運営や広報の方を頑張らないといけないなあと思う今日この頃です。

それでは、新入生のみなさんにとってこれからの4年間が素敵なものでありますように…。

2010年3月9日火曜日

Aiesec

こんにちは。
最近UT-IRISのスタッフに参加させていただくことになった薬学部3年の市川由希と申します。
祝・初ブログということですが。。IRISはまだまだ入ったばかりでわからないことだらけなので、去年お世話になったアイセックという団体のことを書こうかなーと思います。

アイセックはこんな団体です↓↓
アイセックは世界107の国と地域にグローバルネットワークを持ち、海外インターンシップ事業を通して、次世代の国際社会を担う学生が自己の可能性を探求し発展させるプラットフォーム(場)です。世界最大規模の学生が運営する非営利組織として、国際社会を舞台に活躍しえる若者の育成に取り組んでいます。
アイセックHP

私は企業ではなくポーランドのSzczecin Stargardskiという街にある養護施設でインターンを行ってきました。
何でポーランド!?ってよく聞かれるんですが、それは完全に偶然です。笑
夏休みの6週間で福祉とか医薬に関係あるインターンを探していたらポーランドとかルーマニアとかの案件が多かったんです。それでこの街にたどり着きました。
内容は、養護施設にいる障害を持った子供達のお世話をすること。
ポーランド語を全く喋れないまま行ってしまったので最初はコミュニケーションがとれず大変でしたが、人懐っこい子供達とはすぐに仲良くなれて楽しい6週間でした。

といってもこれだけじゃ全然具体的なイメージは湧かないと思うので、こちらのページもどうぞ♪
Szczecinでインターンをしていた人たちの記録(?)を見ることができます。

ちなみに学部の友達もアイセックを使ってこの春休みにウガンダでインターンを行っています。
帰ってきてから話を聞くのが今から楽しみです♪♪

もし海外インターンに興味がある方がいましたらアイセック東京大学委員会のホームページはこちらです↓↓

それではよい春休みを☆

2010年3月5日金曜日

こんなこともしてます♪ 年度末編

 こんにちは、お久しぶりです。Naokoです。 最近、地下鉄で袴姿の方々をちらほら見かけるようになり、卒業シーズンであることを実感します。私も大学院に戻ってくるとは言え、大学は卒業する節目の年なので、ちょっと浮かれた年度末になりそうです。


 年度末は学年が変わると共に、世間一般では決算・予算で慌ただしい時期だと思います。国会でも3/2に予算案が衆議院を通過しましたが、IRISでもこういう事務仕事というのは存在します。組織の運営なので避けられない問題ですし、まだ生まれたてと言ってもいいIRISという組織をこれから強固にしていくためにも必要なことです。IRISの活動をもっと分かりやすくオープンにしたいということで、一年の活動を報告書にまとめるという事も今年から始めることになりました。



 少しずつ、組織として成長しつつあるIRISは、私個人としては個人の能力から組織力に切り替えが始まったと思っています。 国際交流という華やかな世界に憧れてIRISに入った私ですが、結構地道な仕事なのだなぁと実感する今日この頃です。

2010年2月22日月曜日

留学体験談

大谷です。
IRISでは留学インタビューの担当しております。
近々また更新する予定なので、お楽しみに:)

実は僕も留学経験があります。
と言っても10ヶ月の高校交換留学だったので、大学生に参考になるものではありませんが^^;

滞在先はアメリカ合衆国オハイオ州の夫婦。ホストマザーは学校の事務勤務、ファーザーはAuctionerという日本ではなかなか珍しいお仕事をしていました。

IRIS留学インタビュー用の質問に自分でも答えてみると、、、

1.留学先の大学、学部、受講内容について教えてください。
大学ではなく、高校ですがLicking Valley High School(公立)にSenior(日本でいう高校3年生)として入学。授業は「American Government」「History」「Senior English」などの必修科目に加え、「Craft」「Advanced Math」「Physics」「Physical Education」、etc...を取っていました。
何とか単位を取りきり、無事にDiploma(卒業証書)をもらい卒業。

2.留学に必要な準備はどのようなものでしたか。
アプリケーション、英語能力テスト、予防接種、留学ビザの取得などなど。
それから通っていた日本の学校へ一年間の休学願いを出しました。

3.留学しようと思った動機を教えてください。
主に3つ。
・英語力を伸ばしたい。
・未知の環境で自分を試したい、挑戦したい。
・アメリカはどの分野にいても将来必ず関わるであろう国であり、もっと深く理解したい。

4.現地で受けた授業の印象を教えてください。
よく言われることですが、非常に活発な意見交換がなされていました。
英語が苦手なうちは"Help me."とひたすら友達に助けを求めていました。ここで友達の大切さを強く実感。
一方で、数学、物理は日本人にとってはものすごく簡単で、こっちは逆に教えてあげていましたv(^-^v

5.現地の雰囲気はどうでしたか。
人がすごく暖かったです。
例えば、レストランに入ると、ウェイトレスさんが隣に座って自己紹介してくれた後にメニューを取ってくれました。さらに僕が英語がよく分からず戸惑っていたら、厨房で余った料理の切れ端を持ってきて試食させてくれたり、とにかく親切でした(>_<。)
人種が多いイメージのあるアメリカですが、僕の住んでいた地域は95%くらいが白人で特に人種差別は感じませんでした。治安も良かったです。
自然が多く、朝方にはDeer(鹿)が庭にたむろすることもしばしば。 lol
それからちょうど2004年大統領選挙の時期で、しかもオハイオは特にヒートアップする地域。活発に繰り広げられる議論はまるでスポーツのようでした。

6.現地で行った課外活動について教えてください。
陸上部に入って走ってました。短距離リレーのメンバーに選ばれ、休み時間と放課後にひたすら練習してスクールレコードを更新したことは留学一番の思い出です。リレーメンバーには部活以外でも助けられ、彼らとの最後の別れではすごく泣きました。。。

7.留学前後で考え方やライフスタイルに違いがあれば教えてください。
人と話すのが好きになった!笑うことが多くなった!色んなことに挑戦したくなった!

8.最後に東大生にメッセージをお願いします。
海外の方に日本の良い面を見せてあげられる人でありたいと思いました。
東京は特に海外から人が集まる場であり、日本を見せる機会も多いはずです。思い切って交流して、日本に魅了させてやりましょう!国同士の友好関係はそんな小さなトコロからでも着実に深まると思います。


最後に、
ホストファミリーには、僕が離れてから新しく3人のメンバーが増えたようです^^
みんな女の子。近々また訪問して"Sho"ってちゃんと言えるように仕込みたいものですw

2010年2月21日日曜日

旅の計画

こんばんは、香取です。

2月も残すところあと一週間ですね。
この時期になると、期末テストが終わって春休みに突入している方も多いのではないでしょうか?
私も一週間ほど前に試験が終わり、今日無事(?)にTOEFLも受け終わったので、明日からは完全に春休み♪
来週はゼミの高尾山登山とサークルの小旅行、そして3月は学科の用事と個人的な旅をあわせた東南アジア旅行と、だいぶ充実した休暇になりそうです!
(IRIS合宿もあるとかないとか?!)

現在その東南アジア旅行のためにインターネットでルート選びや航空券・鉄道の手配などを行っているのですが、マイナーすぎて情報が少なかったり、各国の通貨が違うので全部でいくらになるのか分かりにくかったり、予約のための個人情報の入力が面倒だったり、・・・と若干苦戦気味。。
旅行代理店やパッケージツアーのありがたみを痛感しています(笑)。

それでも、旅の計画を立てているとだんだんワクワクしてきますよね。
大谷くんに貸してもらった「地球の歩き方」で想像を膨らませてテンションを上げておき、思う存分楽しんできたいと思います!
(もちろんお勉強もしてきます笑)

みなさんも、よい春休みを!

2010年2月19日金曜日

国際ニュースが楽しい

最近ひっそりと国際ニュース更新しています。
本当はイベント情報の更新もしたいところなのですが、現在サイトの改装計画が進行しているため一休みしてます。すみません。

国際ニュースのもとネタはどこから来ているのか?
僕の場合は、各種新聞のRSSフィードを大量に購読して、これはというものをピックアップしています。
個別記事に目を通すのがリーディング、ピックアップ作業が所謂「スキャニング」のいい練習になっていると思いますね^^
というか楽しんでやってます。毎日毎日こんな面白いことが起こっているのかという、発見する楽しさがあります。

いやリスニング能力こそ鍛えたいんだというあなたとわたしには、こんなサイトが便利かもしれない
レベル1:
CNN Student News
http://www.cnn.com/studentnews/
なんとスクリプト付。しかも専用に作られたチャネルなのでゆっくりめ・はっきりめ・わかりやすく話してくれている(たぶん)
例えば今日の分だとHaitiの歴史を簡単になぞってくれたり、宇宙ステーションについてのミニクイズがあったり、退屈しません。
スクリプト付とかアメリカのソフトパワーを感じざるをえない...
一緒に1日10分続けましょうか。

レベル2:
TED
http://www.ted.com/
プレゼン集。そもそも英語圏の人々にとっても面白いような内容なので、リスニング素材としてはレベルが相当高いと思います。が、話が分かると本当に面白い。
あとは人それぞれの話し方とか雰囲気の違いも結構顕著で、楽しめます。

番外:
チャットルーレット
http://chatroulette.com/
最近噂のこれ。ロシアの高校生が作ったという世界中の人とランダムにチャットできるサイト。ちょっと恐ろしいですが気をつけつつ利用したら楽しかったです。
僕は文字でのチャットしか使わないからリスニングとは関係なかった

Enjoy!


2010年2月18日木曜日

老けた

最近、自分の顔が老けてきた気がする。

大学1年2年の頃の肌の張りが失われてきた事もとみに感じるが、何より全体的にもの悲しげな雰囲気が出てきた気がする。

そして、何か父親に似てきた。

元々、自分は母親に良く似た顔をしているのだが、最近(特に疲れた日は)父親の顔の要素が増してきたような気がする。

そろそろ、アンチエイジングでも始めようかしら。


どうでも良いが、元代表のN氏の顔も最近老けて、いや男の渋みがましてきた気がする。

2010年2月12日金曜日

好きな言葉

こんにちは。Hikaruです。


このブログで書いてみたいことは実はいろいろあったのですが、
どれもいまいち煮詰まらないので今日は私の好きな言葉を一つ。
God grant me the serenity to accept the things I cannot change,
Courage to change the things I can change,
And wisdom to know the difference.
アメリカの神学者Reinhold Niebuhrの祈りの言葉、
"Serenity Prayer"です(引用元はwikipedia)。

ちなみに私自身はクリスチャンではないし、
彼の取った政治的立場に賛成するという意図も持ち合わせていません。

ただ、自分と日本の将来が不確実性に満ちていることを考えると、
Niebuhrの言葉には響くものがあるのでは、と思います。


3日後は大学院試験の口頭試問があります。

少し前にこう書いて送ってくれた祖母は、
実はNiebuhrと同じようなことを言っていたのかもしれません:
いい時も わるい時も 運

2010年2月2日火曜日

違うということ

はじめまして、法学部2年の中津留です。
IRISには今年から参加させていただくことになりました。そしてこのblogが記念すべき初仕事(?)になります。

さて現在、実家のある大阪に滞在しています。
普段一人暮らししていると実家というのは本当にありがたいもので、帰省すればするほどいままでお世話になっていたんだなあという思いが強くなります。

そしてもう一つ帰省するたびに思うこと。それは大阪と東京の違いです。
同じ日本とはいえ、500キロメートルも離れた大阪と東京では言葉が違うし、食べ物が違うし、さらには公共の場での行動規範(例えばエスカレーターで左に立つか右に立つか)も違います。
僕はそれが面白いと感じていて、大阪と東京を行き来して新しい違いをみつけることがささやかな楽しみになっていますし、またある意味では成長へとつながっているように感じます。

ただ違うということが必ずしもいいことだとは限りません。むしろ危険なものになる時があります。
何故なら時に違いが差別へとつながることもあれば、違いを受け入れられなくて排他的になることもあり、
また逆に感化されすぎて自分を見失ってしまうこともあるからです。
(もしかしたら僕も東京に感化されているのかもしれませんね)

そんな悪い面も持つ「違い」ですが国際交流の場ではかならずあるものだろうし一つの醍醐味じゃないのかなという気がします。
是非世界との違いを自分にとってプラスなものへと変えていければなあと思う今日この頃です。

2010年1月30日土曜日

サイトリニューアル中!

こんにちは、市岡です。UT-IRISのサイト、今ちょっと表示がおかしくなっているところがありますが(すみません汗)それとはまた別に、サイトが少し変わったのわかりますか?」
じっくりみて、探してみてください!
実はただいま、UT-IRISではサイトをもう少し見やすく、効果的にしようと努力中なのです。

今後もデザインが少しずつ、あるいは大きく変わるかもしれません。



HPはUT-IRISの活動の核です。
これからもより使いやすくなるように努力していきますのでどうぞよろしくお願いします!

2010年1月29日金曜日

最終講義

先日、私が学部時代にゼミを受講した教授の最終講義がありました。
ゼミではご指導を頂いていたのですが、
講義はそれまで受けたことがなく
先生の最終講義が、僕にとって最初の講義となりました。
先生は力強く、博士時代から持ち続けられた問題意識をお話になり、
とても印象深い講義でした。

先生はとても人望があつく、最終講義後の懇親会でも多くのゼミOB
が参加しました。
昔のゼミ生とも会って、お互いの近況を報告などができたことも
とても良かったと思っています。

先生は今、ご研究の成果を本にするべく執筆活動をなさっているようです。
ゼミ生としてはとても楽しみです。

2010年1月26日火曜日

冬の山形

こんにちは、水野です。
まだまだ東京は寒いですね、、寒いのが苦手な僕は辛いです。

少し前の話になりますが、僕は今年の年末年始を雪国の山形で過ごしました。
ちなみに、僕の実家は京都ですので、実家に帰っていたわけではありません。

何故、年末年始を山形で過ごす事になったかというと、山形県にある教習所に免許を取りに行っていたのです。
冬の山形に免許合宿に行く等、狂気の沙汰のような話ですが、実際行ってみると想像以上の雪の量でした。

仮免講習中は教習所内での練習なので、雪国たる影響は受けなかったのですが、路上講習になってからは大雪の中を練習する羽目になり、非常に怖い思いをしました。
路面は凍結するわ、雪で道路は見えないわ(センターラインが見えないのが特に怖い)、雪で道幅が狭くなってるわで、路上教習の度にヒヤヒヤもんでした。

結構怖い思いもした山形だったけれど、東京に帰ってくると、山形がなんか恋しい。。。
東京は人が多すぎるなぁと、のどかな山形を懐かしんだりします。

僕って、都会があんま好きではないのかも。。

2010年1月19日火曜日

あなたは鍋に何を加えますか?



















本日のブログ担当、大谷です:)

最近、本当寒いですね。地元岐阜はもっと寒かったはずなんですが、東京の冬にはなぜか全然慣れません。。。

大学生と言ったら、こんな寒い季節はやっぱり鍋パですよね。
(IRISではインドカレーパーティーなんてやってましたがw)

僕は今季初めて
・トマト鍋
・豆乳鍋
に挑戦してみました。

トマト鍋は酸味が効いてイタリアンっぽさが醸し出され、
豆乳鍋は甘めで意外に野菜ともお肉とも良いマッチング。
両方ともオススメです^^

鍋に何を入れるか?誰と食べるか?そしてどんな話をしようか??
心身ともにポカポカになれる鍋パ、実はどの時代でも楽しまれていた大学生文化の象徴とも言えるのではないでしょうか。

鍋が出来なくなると思うと、冬が過ぎ去るのもなんだか寂しい感じです。

2010年1月17日日曜日

SNS

こんばんは、香取です。
今週末はセンター試験でしたね。
高三の我が弟もセンターを受けてきたのですが、出来はあまり良くなかったようで夕飯の時の口数が少なめでした。
大学入試はこれからが本番!
結果の良かった人はその調子で、芳しくなかった人はあまり気にせずに、体調に気をつけつつ引き続き頑張ってください。
(このブログを見ている受験生は少ないのかもしれませんが。)


さて、前置きはこのくらいにして本題に入ります。
突然ですがみなさんはSNS(Social Networking Service)を使っていますか?
私はmixiとFacebookに加えて、最近Twitterを使い始めました。
「もう十分活用してるよ」という方も多いかと思いますが、今日はSNSの魅力をほんのちょっとだけ紹介したいと思います。

mixi(http://mixi.jp/)は日本の大学生の中で最もメジャーなSNSなのでほとんどの方がご存じだと思います。
最近はトップページがリニューアルされ、voiceやアプリなどの機能も充実して、どんどん複雑になってきていますよね。
私は友達の日記を見るくらいにしか活用できていませんが、小学校以来会っていないような友達とmixi上で再会するなど、“つながり”を強めたり広げたりできるのが面白いです。

Facebook(http://www.facebook.com/)は国際交流をやる人の必須アイテムと言えるでしょう。
平たく言えばmixiのinternational版。
フォトブックや掲示板に加えて、ゲームなども充実しています。
国際交流イベントや留学などで出会った仲間とFacebook上で友達になることで、離れていても“つながり”を簡単に維持できるのが一番の魅力だと思います。
私もFacebookを活用して次の春休みに東南アジアにいる友達と再会してこようと思っています♪

mixiとFacebookは様々な機能が充実していますが、Twitter(https://twitter.com/)は「140文字以内のつぶやきを投稿する」という至ってシンプルなSNSです。
このシンプルさゆえに好きな時に好きなように使える気軽さが気に入って、私は最近Twitterにハマりかけています笑
Twitterでは友達だけでなく、赤の他人、特に政治家や有名人のつぶやきも気軽に読むことができるので、「デキる人はこういうことを考えているのか」などが分かり、すごく興味深いです。
(今年の初めに鳩山首相がつぶやき始めたことが話題になりましたよね。)
ニュースなどの情報や名言・格言なども簡単にキャッチできますし、Facebookと同様international仕様なので海外の友達と情報交換をすることも可能です。
また、自分がつぶやくと色々なところから反応が返ってくることもあり面白いです。
私もまだ十分には活用できていませんが、これから使い方をちょこちょこ研究していきたいと思っています!


TwitterやFacebookなど、使ったことのない方はぜひぜひ試してみてください!

2010年1月12日火曜日

タンスの上の世界♪

遅れましたが、皆さん、あけましておめでとうございます。From Marieです。
2010年、素敵な年にしましょう!


さて、ブログになんかそろそろ書きたいかなーと思っていた時に、
私のタンスの上を紹介することを思いつきました 笑


というのも、今私の部屋のタンスの上は友人達からもらった、世界のいろんな国のお土産や写真の
デイスプレイ(?)の場となっているのです。

というわけで、特別に!皆様にお披露目。なんちゃって。




まず眼に入るかもしれない、真中にあるおもちゃの楽器(ウクレレともギターともいえない)は、ローマ字がかすかに読めるかもしれませんが、コソボの友人のお土産で特別にもらったものです。
コソボは私が今一番といっても良いかもしれないくらい、行ってみたい国の一つです。
友人に会いたいのもそうだし、あの国もうちょっと知りたい。今後何かあの辺ありそうな気もするし。

あとは楽器の後ろにある黄色い箱とその横の赤い背景に怪しい顔みたいなんが見えるやつはそれぞれ、
中国本土と台湾からのお土産です。
黄色い箱の中もあけると、きれいなガラスの彫刻みたいなんが出てきます。


写真右端のブルーの四角いのは、ナイジェリアの民族衣装的なもので、
といっても、頭に巻いてかぶるものです。パーテイーなんかおめかしするところで向こうだと着けれちゃいます。

あとは良く見えませんが、マレーシアのTwin Towerのガラスの中に彫刻が施されたみたいな置物とか、
オーストラリアのキーホルダーとか、
ベトナムから緑色のガマ口とか、
ブラジルのポストカードとか。
カナダのコースターとか、
ハーバードの上着着たかわいいウサギのぬいぐるみとか、
オバマさんの就任式の日に配られてたオバマ大統領のバッチ的なものとか。

それから誕生日の時に誕生日会で皆が書いてくれた寄せ書きとか、
アメリカにしばらく行くってなった時に書いてくれた寄せ書きとか、
台湾で知り合った友達同士がアメリカのカルフォルニアで何人か偶然集まることができたときの写真とか。

あ、日本の国旗はG8 University Student Summitなるものに日本の大学生(東京大学)の代表として参加したときに、会議室の私の席の前にあったものを頂いてきたものです。

まあ、実際高校と大学の1年生の時の写真も飾ってありますが。 笑
写真に写ってないところにも、実はまだドイツの写真とかチリのポストカードとか、
色々飾ってあったりします。
あと、IRISのメンバーが私がアメリカにしばらく行く前に書いてくれた寄せ書きも。


これを見ると、世界中の友達を思い出したり、もっと頑張ろう、とかも思わせてくれます。
あそこ行きたいな、とか。
私は幸せ者だな、とか。
ご紹介したものは、ある意味、私の宝物たちです。

皆さんの興味のあるトコロってどこですか?
皆さんの宝物って何ですか?
皆さんのモチベーションのあげ方って何ですか?

2010年1月6日水曜日

新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

今年もIRISは画面の中から海の向こうまで、多方面でがんばっていきます。
新年のイベント情報も大量追加しました。
世間は正月など関係無いんですね。変わらずめまぐるしく回っています。


いくつかピックアップしてみました。

気候変動問題に興味があり、COP15にも注目していた!という人や、
外務省や環境省など国家公務員志望の方にぴったりのセミナーがこちら。
[セミナー]COP15及びCOP/MOP5報告セミナー

南アジア、特にバングラデシュに興味があるというような方は
[講座]ミニベンガル語講座
に足を運んで、同時開催の
[ワークショップ]ノボディゴント 料理ワークショップ&カレーパティ
にも参加してはどうでしょう。料理の腕とベンガル語の舌を磨いてみてください。
そしてインドも。IRISもIRISメンバーもよくお世話になっています。
インド大好きっ子におすすめしたのがこちらです。
[講演会]インド・最新スポーツ事情

ドイツ語勉強中の方は
[講演会][ドイツ]ハンス=ディーター・ツィンマーマン氏講演会
あなたのためのイベントです。

医学系で国際派だというスーパーヒューマンは
[国際会議]グローバルな生命・医療倫理の課題に対応する国際ネットワークの構築
に足を運んでみてはいかがでしょうか。

分野はなんでも興味あるけれど、英語で行われるフォーラムに行ってみたい!という方はいませんか?その気持ちはよくわかります。
こちらはいかがでしょうか。ハイレベルそうです。
[シンポジウム]Improving Natural Resource Management in Post-Conflict Countries

これは来月のイベントですが、
[国際シンポジウム]生物多様性とサステイナビリティ−自然と調和した社会をつくる
東大の総長が開式の辞を述べるなど、一大イベントのようでとても面白そうです。ぜひ今からチェックしておいてください。


ところで、先月はIRISのサイトの表示が乱れてしまうなど、ご不便をおかけ致しました。
これはもしかして、JRやホンダもやられたという噂の・・・?
JR東サイト改ざんウイルス、ホンダなども被害(読売新聞) - Yahoo!ニュース
IRISサイトはインドの技術者があっという間に復旧してくれ、現在は元通りになっています。

ウェブサイトがウイルスにかかるという話は初めて聞きました。
個人にも移ってしまうようなのでチェックした方がいいかもしれません。
JR東日本:(お詫び)ホームページの再開について