2009年6月3日水曜日

夏休みの活用の仕方

人生の夏休みと言われて勘違い甚だしい日本の大学の中での夏休み。

長期期間は普段日本にいて出来ないことをするためにあるものだと認識される。
夏休みを、家でだらだらしたりごろごろして過ごすことのは貴重な資源(ここで言うのは時間)を自分から捨てるようなものである。

日本の大学における日常的生活は受動的であり、与えられたものを学ぶことが多い。部活にしろ、サークルにしろ、勉強にしてもそう。自分から活動的に、能動的に動くことが少ないのである。

夏休みを利用して、ぜひそのような機会を自分で造り、自分か取捨選択して何かを学んではどうだろうか?
例えば、企業でのインターンシップ、短期留学、海外旅行などなど。普段できなくて、自分の視野を広げてそこからなにか今後の自分の人生のための何かしらの洞察を得られたらなと思います。

外には、普段自分が所属している集団よりも魅力的なことがいっぱいあるはず。と、信じたい。



かく言う僕は、東京大学の海外留学プログラムでデンマークに3週間ほど留学してきます。そこからは東欧を回ろうかと思う。英語での議論や発表を経験し、議論中心の授業を体験するのが楽しみ。もちろん北欧の町並みも見てきたい。時間があったらノルウェイにでも羽を伸ばしたい。

去年、僕が所属する研究室に夏休み前に教官から一通のメーリングリストが流れた
「夏休みはセミナーがなくて実験に打ち込める期間ですのでがんばってください」

こういう視野を狭め、生徒のためと思っているのに実際まったく教育上役に立たない情報発信をする指導者が少なくなることを願うばかりである。

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