2009年8月26日水曜日

沖縄

沖縄に来ています。
色々と、社会のことを、隅々まで勉強できています。


沖縄にいると、内地(本土)が遠く感じます。
街並みは東京よりはずっと、台湾に似ていて、
人の温かさも、台湾に似ているなぁ、と思います。


一方で、一本路地を入ったところには昔ながらの家や、あまり裕福ではない家もあります。


平均所得は全国最下位の200万円台。失業率は全国1位の8%前後。
大学進学率も全国最下位で、一位の京都のわずか半分。

美しい空と海と眩い笑顔の裏には、離島県であり、
中央からの補助に頼ってきたがゆえに抱え続けている苦難があります。

そして、数時間に一回(地域によっては引っ切り無しに)聞こえてくる米軍機の轟音。



日本の安全保障は、日米安全保障条約に全面的に依存しています。

そして日米安全保障条約は、米軍基地に全面的に依存しています。

そして米軍基地の75%が沖縄1県に集中しており、米軍基地が沖縄に依存しています。




この沖縄がこれからどうなっていくのか。

これだけの素晴らしい独自性を備えた沖縄をどう発展させていくのか。

もう、東京のコピーを、大小さまざまに全国に作る時代は終わるべきではないかと思います。

この沖縄の良さを伸ばしていける日本でなければ、国際交流もやはりうまく行かないような気がします。





少々論理の飛躍はありますが、なんとなくそう感じる今日この頃です。

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