2009年5月27日水曜日

サンガレンシンポジウムに参加して

はじめまして、東京大学工学部4年の宮内と申します。
UT-IRISには半年ほどお世話になっております。といっても最近はなかなかコミットできていないのですが・・・(笑)
いろいろな意味で尊敬できる人が沢山いるので、楽しくスタッフをやらせていただいております。


さてさて、ちょっと間があいてしまったのですが、5/4~11まで、St.Gallen Symposiumというプログラムに参加するため、スイスに行ってきました。

http://www.stgallen-symposium.org/

プログラムがどういうものかはweb siteを見ていただくとして、人生観が変わるくらい刺激を受けて帰って参りました。自分が受かったことが信じられないくらい、すばらしい学生、第一線を行くビジネスマン、アカデミアおよびビジネスからの超一流のスピーカーの方々が集まっています。こういうプログラムに沢山参加している訳ではないので分かりませんが、「りーだーしっぷなんとか」的なプログラムにありがちな、モチベーションだけ高い人が集まっている場ではなく、様々な方向性で尊敬できる人が集まっています。

来年学生の方、学生にならざるを得ない方など、是非参加される事をお勧めします。僕も来年は学生にならないとニートになってしまうので、またアプライしようかと思っています。受かるかどうかは分かりませんが・・・



さて、帰ってきて早速日々の雑事に追われてしまう毎日ですが、今回のシンポジウムで得たことを胸に刻むために、強く思ったことを書き残しておきます。

①Be open-minded
とにかく、日本にいると視点が偏ってしまう、というのは海外に行くたびに思うことですが、今回ほど強く思ったことはありませんでした。それは世界各地から優秀な方々が集まっているこのシンポジウムだからこそなせたわざなのかもしれませんが、それにしても皆視野が広いことをひしひしと感じました。 specialistとgeneralistの両立というのは東大の前総長が入学式におっしゃっていたと記憶していますが、まだまだほど遠い自分に辟易してしまいます・・・

②Act professionally
学生だとか社会人だとかいった肩書きなどは関係なく、個々の力が試される場において、頼れるのは自分自身の力だけ。他人に頼ったり流されたり、相手のオーラに威圧されたり、心の中で言い訳をしているうちは一人前にはなれないと思いました。誰に対しても自信を持って(心理的に)対等に接することができて初めて、professionalと言えると思います。

③Input and Output
上にも通じることですが、自分に自信をもち、professionalとして振る舞えるためには効果的にinputとoutputをできることが重要だと思います。日本人は英語が下手だと言われますが、個人的には日本人は単にこの能力(+自信)が欠けているだけだと思います。


来年学生でいらっしゃる皆様には、ぜひこのプログラムをお勧めしたいです。おそらくエッセイの提出は2月頃になると思いますので、ぜひわれわれのサイトhttp://ut-iris.org/でご確認ください。

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