2009年11月27日金曜日

自分軸

はじめまして、工学系研究科修士1年の富田麗です。
(下の名前はよく“レイ”って間違えられますが、正しくは“ウララ”って読みます~)

わたしがIRISのメンバーに入ってから、そろそろ1年が経とうとしています。
早いものですね~。年末が近いのもあって、こうしてどんどん歳をとっていくのか…、な~んて思ってしまう今日この頃。自分ってどんな人間になれてるんだろう、これからどうなりたいんだろう、とふと考えたりします。


わたしは、小学校から大学4年生まで、テニスと勉強2本立てで生きてきました。
モットーは、「文武両道」。

ですが、いつの間にか、テニスは将来の進路には必要ないものとなっていました。
先生や親はもちろん、自分でもそのことは重々承知していたので、受験勉強、院試勉強、といった将来を左右するような試験の際には、テニスを控えていました。しかし、テニスを辞めると、勉強の方のキレも鈍ってしまうのです。両方やってる時は、あんなに短時間で進んでいたのに、今はこんなに時間があって、なんで全然進まないんだ…と。

気づくと、どっちも辞められなくなっていたんですね。
ああ、自分の軸はテニスと勉強の両方で支え合って立っていたんだ、と気付かされました。


じゃあ、大学院に進学した今もテニスと勉強、両方がんばってるんだ!と言われそうな書き方をしてきましたが、実はそうでもないのです(笑)

正直に言うと、大学3年生になって、専門分野を研究し始めてから、価値観が変わり始めています。今も、研究を始めてから2年弱、価値観はどんどん変わっています。
簡単に言うと、もっといろんな世界を知りたい、と思うようになりました。

それまでは、テニスや勉強を巡る環境は、めくるめく、変わっていました。
しかし!
専門分野、特に研究室に配属されてから、というのは世界がほぼ停滞します(笑)
もちろん、日々の研究に発見や変化はあるでしょう、が、それまでとはなーんか違うんです。わたしは初め、狭くて、身動きの取れないバスタブの中にいるような心地になりました。

そこで始めたのが、IRISの活動!

活動を始めたころは、ああ、こんなすごい人がいっぱいいるんだ!この人たちと一緒に活動したい!って思いました(あ、もちろん今でも思ってますよ~(笑))。新しい窓を一気に開けた感じです。研究室を狭いバスタブに例えるなら、IRISの活動は風の吹きぬける草原が如し!?(笑)


こうして経験を積んできて、気づいたことが一つ。

自分軸って、1本じゃなくっていいのかも。

そして、大事なのは、その軸たちがちゃんと支え合っておんなじ方向に向かっていること、でしょうか。魅力的な人って、意外と色んな軸を持ってたりしますよね。なのに、自分のスタンスは常にまっすぐ上を向いているんです。

そんな人にわたしはなりたい。

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